ゼラニウム

ゼラニウムは香りに虫を寄せ付けない効果があると言われており、蚊などを避けるために庭に植えられることもある植物である。
ゲーム開始時のサンクチュアリはほとんどの家にブロートフライやラッドローチが住み着いているが、主人公の家には見られないためもしかするとゼラニウムの効果はミュータント化した虫にも有効なのかもしれない。あるいはゼラニウム自身に変異が起きて虫避け効果が強力化したか・・。そうだとすれば「羨望の的」になるのも頷ける。

・・まあ単にコズワースが駆除していただけかもしれないが献身的に世話をしてくれた彼には感謝すべきだろう。

うろ覚えなので間違っているかもしれないが、前作FALLOUT3に登場するアレフ
という町にもこの花の名前が出てきた。
住人のある女性は初対面の主人公にも丁寧に応対し焼きたてのクッキーをお土産に
持たせ、帰り際に「ポーチのゼラニウムに気をつけてね。植えたばかりなの」と
送り出してくれる。
壊れた高架上の町の何処にもポーチは無く、ゼラニウムも無い。お土産のクッキーは
汚れた空き缶である。女性は戦前の世界観の中で暮らしているようだ。

ゼラニウムで飾られた玄関は戦前の満たされた生活の象徴だったのだろうか。

上記の通り、コズのセリフに登場
コズ曰く、『サンクチュアリ・ヒルズの羨望の的』だそうだ

「決意」はブルーのエンディングでのセリフ、「あなたがいて幸せ」は入植者からの将軍への言葉、「真の友情」「尊敬」「信頼」はコズからの主人公への言葉…と考えると意味深である

今度は覚悟は出来ている。残してくれた教訓があるから。

サンクチュアリに多く植えられていた多年草の観葉植物。
属名のペラルゴニウムは、ギリシア語の「pelargo（こうのとり）」に由来する。
今でこそ核戦争の影響により赤く変色してしまっているが元はピンク色だった。
色で花言葉が違っておりピンクは「決意」
赤は「あなたがいて幸せ」　ゼラニウム全体だと「真の友情」「尊敬」「信頼」
などと言う意味になる。
なお他の家の花壇はともかく主人公一家のゼラニウムの花壇だけはコズワースが
せっせと刈り込みや水やり等の世話をしたおかげで戦後も元気に咲いている。