グラナリー墓地

ガンナーの死体の傍らにはダッフルバッグも置かれている。

ダウンタウンからノースエンドの辺りにかけてはガンナーの陣地があるが、ビーコンヒル以西（ボストンコモンから西側）には進出できていないので、彼は陣地を広げるべく送り出された斥候だと思われる。
人目を避けて墓地に潜んでいたらそこはフェラルの巣と化していた、というところだろう。
（バスを挟んで反対側の路地はレイダーのたまり場になっている）

ちなみに、中央に鎮座する「FRANKLIN」のオベリスクはベンジャミン・フランクリンの墓ではなく、
その父親であるジョサイア・フランクリンの墓である。

（ベンジャミンの墓は死没地であるフィラデルフィアに存在する）

1》の英雄とは、
凧上げ実験で雷=電気であることを証明したベンジャミン・フランクリン
マサチューセッツ州初代知事ジョン・ハンコック
ボストン茶会事件やビールでお馴染みサミュエルアダムス
代議士にして大陸会議マサチューセッツ州代表ロバート・トリート・ペイン
真夜中の騎行で一躍名を馳せた銀細工師ポール・リビア
ファニエルホール建設に出資した豪商ピーター・ファニエル
などなど、アメリカの自由と独立のために戦った勇士たちばかりである。
おい、そこのグール！墓を掘り起こすなよ！

他の墓地の例に漏れずここもゾンビ…もといグールの溜まり場になっている

正確な名称は旧グラナリー墓地である、中心のオベリスクには英語でフランクリンと書かれている

ボストンコモンのすぐ近く、フリーダムトレイルの途上に位置する墓地。現実にも存在する独立戦争の英雄たちが眠る場所だが、Fallout世界ではボストンコモンともども凄まじく縮小されてしまっている。英雄たちも草葉の陰で悲しんでいることだろう。