コメント一覧(8)
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>>5
実際、打刀はおろか、その前の太刀も片手剣よ?
馬上で片方は手綱握りながら、もう片方の手で振り回すのに都合の良い武器、それが太刀
かなり端折ってて厳密な表現ではないが、おおむねこんなもん
戦で両手運用するのが前提にある時は、槍や薙刀、野太刀長巻を用意してるよ実際
ただ、太刀の片手は馬の勢いも想定したものでもあったので、馬から降りても片手で振るのは怠いわ。となり
馬上武士から大量の足軽使った陣形戦が主流になった室町時代に、扱いやすいよう刃渡り60cm余りの"片手打ち"と呼ばれる打刀の中でも短い部類の物が流行、大量生産される
んで、戦国後期から江戸時代にかけて、剣術が体系化されるに伴い、よくよく考えたら片手より両手の方が威力でも取り回しでも良いのに、プラプラさせるなんて馬鹿らしくね?
てなって、両手が基本になっていく
この事について、宮本武蔵は五輪書で、確かに両手の利点は大きいが、元来片手で扱う物なのに、両手でしか使えないのは恥である
と語り、鍛錬の一つとして片手で振る練習を心がけよ、と書き、更に片手空いてるなら脇差も使って盾代わりにした方が良くない? となり、二天一流は武蔵の代名詞である二刀流が基本になる
かなり、意訳気味だったりと厳正ではないが、こんな感じで
太刀・打刀は元来片手剣、両手仕様が前提になったのは、その方が合理的だからと後から変わっただけ
ちなみに武器MODとして装着できるパーツの正式名称はそれぞれ【さや】【柄直し】【真刃】となる。
つまり素の状態のカタナは鞘がなく、刃も付いておらず、柄も握りにくい安物。そして各地を行き来するキャラバンや、ノバックのディノバイト・ギフトショップで買えることから考えるに、おそらく戦前の映画撮影用に作られた模造刀か何かなのだろう。
そんな偽物を本物に作り変えるパーツを販売している辺り、この時代でも刀マニアは存在しているようだ
どうもあちらの常識だと、一般的な打刀はサイズ的に片手剣の範疇ということらしい。
彼らにしてみれば「なんで片手剣を両手持ちしているのか」「両手で持つ意味が分からない」となるそうな。
西洋剣術では基本として、防御と攻撃を役割分担するという考えがあり、実戦では盾との併用が前提なことに加えて、曲刀だという認識もそれに拍車をかけているようだ。
映画等で偶に見られるサーベルでの決闘シーン。もしくは若干外れるがフェンシングを思い浮かべてもらうと解りやすいかもしれない。
(ちなみになぜ両手持ちなのかを素人だが大雑把に語ると『綺麗に斬る(刃筋を通す)ため』
と『日本という土地での戦いに最適化させた結果』といったところだろうか)
お隣の中の国ですら、剣は片手持ちでもう一方の手は空けておくのが基本形だというから
刀というものが如何に特異な武器であるかが窺い知れる。
・・・もっとも、だからといって日本でも片手という発想が無かったわけではないようで
片手用の刀や片手のみでの運用法なども実は存在していたりする。
鞘が変な位置に来るバグがある。
腕に連動してるのか歩くとわちゃわちゃする。
鞘を追加してくれるのは良いとして、刃も柄も交換というテセウスの船的な現象が起こる。
交換されてしまった本体の行方はFalout7不思議の一つかも知れない。
ゲーム中だからこそザクザクとダメージを与えられるが、刀剣は力と技術があって初めて想定された殺傷能力を得られる武器である。
体重を乗せた上で速く振り、当たる瞬間に刃を滑らせて初めてバッサリ…ゲーム中の振り方では厚手のコート程度でも防がれてしまうであろう。
これは物理的にどんな名刀でも同じであり、故にコズミックナイフの異常さが際立つ。
しかし「突き」の場合は話が異なり、ただ深く当てるだけでエネルギーが一点に集中する以上技術がなくても容易に致命傷を与えられる。
リーチも最長、モーションも読みにくく盾でもない限り「受ける」「止める」という防御方が使えない。
槍が戦場の主流になる理由の1つであり、「少ない訓練でも十分殺傷力を得られる」から強いのである。
世紀末で刀を手にしたら刺突で勝負!
当然上位存在は「銃」である。