タイロン・ヘイズ

Vault封鎖期限が迫った2078年10月、ヘイズはVault-Tecの命令に反して外の世界へ出ることに反対した。もし外の世界へ行けばVault-Tecの目論見通りコミュニティが崩壊する恐れがあったためで、彼はコミュニティのためを思っての行動だったが、コミュニティ評議会は聞く耳を持たなかった。
同月16日にVaultの真の目的や自身の役割などすべてを評議会に白状するも、信じてもらえず大使プログラムは承認された。これ以降コミュニティとの関係は悪化し、アンジェリクとも疎遠になった。ヘイズも一転して彼らを軽蔑するような書き込みをしている。

ヘイズの懸念は的中し、11月20日に迎え入れたコールの一団に委員会メンバーは虐殺され、その後G.E.C.K.が破壊されたことでVault 94は全滅した。

Vault-Tec大学出身で、子供の頃はいつも孤独だったという。10月21日、Vault 94での任務がスタート。同月23日の昼頃にサラヴァール牧師の一団を迎え入れた。13:30頃に安全装置が作動しVaultの扉が封鎖されると、後からやって来た信者が外に取り残された。この時にサラヴァール牧師は彼を責めた（一切の操作がロックされたのでどうすることもできなかった）

Vault 94の居住者では唯一サラヴァール牧師の宗教コミュニティに属していない”よそ者”であった。加えて牧師からは信用されず、牧師の娘アンジェリクと会話していると監視人がやって来るほどだった。
他の信者とは少し距離があったものの仲を次第に深めていき、2078年5月より朝の礼拝に参加、親しくなったアンジェリクとは8月に婚約を決めた。すっかりコミュニティの一員となったヘイズは10月5日の時点で「居住者の味方だ」と書き残している。