ガブリエラ・サラヴァール牧師

アントニオとはVault居住前に離婚している。Vault-Tec職員となったアントニオの推薦により彼女とその宗教コミュニティはVault 94に入居が決まった。入居日に折しも最終戦争が勃発し、後から来た信者たちは外に取り残された。この時Vaultの扉の開閉をめぐってタイロン・ヘイズと口論になり、両者の関係は悪化した。

入居後はコミュニティ評議会の代表者としてVaultの運営に携わり、また宗教指導者として朝の礼拝などを執り行った。
娘のアンジェリクはヘイズと親睦を深め2078年8月に婚約を発表したが、ガブリエラは最後までヘイズを信用しなかった。10月にヘイズがすべてを白状すると「それ見たことかと」喜んだという。

Vault封鎖解除に関して、教義とVaultの目的から外の世界との「共存」を選択した。2078年11月20日、記念すべき招待客第一号のコールらを歓迎するも、直後に射殺された。

Vault 94居住者のひとりで、”農耕と平和を愛する宗教コミュニティ”あるいは”平和と非暴力を標榜する宗教”（正式名称不明）の指導者。元夫はアントニオ・サラヴァール、娘はアンジェリク・サラヴァール。
Vault 94居住者はタイロン・ヘイズを除く全員が信徒であり、Vault 94ならびにコミュニティ評議会の代表者として振る舞った。そのため事実上のVault 94の監督官とも呼ばれる。