ドラムマガジン

ハンドメイドの件は弱体化ではなくバグ修正である
ドラムマガジンの装填数が通常マガジンの+50%に統一されただけ

ドラム(円筒)型の弾倉。
ゲーム内で存在するのは、パイプピストル、アサルトライフル、ハンドメイドライフル、サブマシンガン(.45口径、いわゆるトミーガンの方)、そしてパッチ11から加わった10mmサブマシンガン。

現実では、アサルトライフル等の5.56mm弾を使用するストレートやバナナ型などでシングルカラムの弾倉の装弾数は概ね20～30発程度、9mmパラ等の拳銃弾を使用するSMGの類でも40～50発程度が普通で、これらをダブルカラム(2列で装弾)化しても論理上はせいぜい2倍である。
確かに弾倉を長く作れば装弾数を増やすことはできるが、そうすると今度は伏射の際につっかえる等、取り回しに問題が出て来てしまう。(ほぼ180度の弧状に延長したマガジンというものも、過去に無かった訳ではないが…)

長くて困るなら、巻いてしまえばよい…ということで、円周状、ないしは螺旋状等に弾薬を格納する弾倉が作られ、外見が基本的に円柱状、つまり円筒や円盤などに近い形となるため、ドラムマガジンと呼ばれるようになった。
ドラムマガジンは、弾薬や銃にもよるが概ね50～100発程度の弾薬を装填できるものが多いが(さらに左右に振り分けて交互に給弾する用に二つ装備し、倍率ドンでさらに倍、というキ〇ガイ弾倉も無くはない)、大量の弾薬を詰め込むということは当然それだけでも重くなり、重心やバランスに狂いが生じ取り回しが難しくなったり、弾送りの機構が複雑になるため一般的なバナナマガジン等と比較すると故障や給弾不良の発生率が増えがちとなる等、現実で最も汎用性を要求される近代的な陸軍の装備としてそれほど普及していない…というあたりから諸々お察し下さい、というのが実際のところであろうか。

ゲーム内では、どういうわけかどの銃も装弾数がそれほど多くない…というか、他の下手な弾倉よりも少ない上に、アーマー貫通などのメリットもなく、交換時間ばかり長くなりがちで、不遇…というよりも、存在意義の根底が疑われる状態となってしまっている。
ハンドメイドライフル用のドラムマガジンの85発がパッチ11で30発にnerfされ、現状で最多装填数は(45口径の方の)サブマシンガンの75発となっているが、これもいずれ遠からずnerfされるのだろうか…