Ring-a-Ding-Ding!

クエスト名は直訳すれば「鐘が鳴る」という意味。
運び屋の物語に一旦の終わりを告げるベルの音か、新たな戦いの幕開けを告げるゴングの音か。
ベニーの対応方法は多岐に渡り、ロールプレイの腕の見せ所である。

プラチナチップ、そして運び屋の存在がいかに重要かわかる。
各派閥も暴虐、もしくは無関心な運び屋を再認識して行動を起こす。

だからって、核ミサイル発射まで無罪なのはなかなかシュールだが

グッドスプリングスからの長い旅路を経て、運び屋はとうとう自分の頭に銃弾をブチ込みプラチナチップを奪っていった男の所在を突き止めた。
あとは、ストリップ地区の高い壁とザ・トップスのガードに守られたそいつをどう料理するかだ。

因縁の相手であるベニーと対峙するクエストで、メインクエスト序盤の山場。
様々な分岐が用意されており、ベニーを殺してチップを取り返すこともできるが、選択次第ではまんまと逃げられてしまうことも。

このクエストの終了直後、運び屋を重要人物と見做したNCRとリージョンがそれぞれ接触を図り、Mr.ハウスは壮大な計画の続きを語り、イエスマンは運び屋に従い様々な提案を行う……と、来たるべきフーバーダムの戦いに向けて物語が動き出すことになる。
なお、接触時にNCRとリージョンからの悪評がリセットされるという、ゲーム中一度きりの機会があるため、慣れた運び屋は駐屯地を襲ったりザ・ディバイドから核ミサイルを撃ち込んだりといった悪行の限りを尽くしてからこのクエストを終わらせることも。