サーミックランス

ローリングピンからネイルガンに至るまで、およそ武器になりそうなものなら何でも暴力装置として使われるウェイストランドにおいて、ある意味当然の運用が成されている戦前の工具（の改造品）。

パワーフィストやスーパースレッジと違い、現実世界の工具の形や用途を色濃く残していることから、「どういった戦前施設から回収された武器なのだろう？」「どうやって今の形に改造したのだろう？」ということを想像するのが面白い。
こういう「武器の来歴」を考える楽しみを味わえるのもNew Vegasの醍醐味だと思う。

工具のサーミックランスは金属をガンガン熱するのに酸素ボンベから
酸素を引っ張ってこないといけないが、本作では便利なハンディタイプ。
しかし酸素ボンベと思しき部分は先端側に付いており、使いようによっては危険そうである。

突き出すとﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁｯ！という音と共に連続でダメージを与える武器だが、
近接武器扱いなので何故か毒を塗る事もできる。

数ある近接武器の中でも非常に高い攻撃力を誇る装備。必要スキル値は100、必要STR値は7。DT無視効果あり。
実在する武器……ではなく工具。
極めて大雑把に説明すると「何本もの細長い合金の棒を詰めた鋼管の先端部分を摂氏数千度にまで熱し、熱でドロドロに溶かした合金を鋼管から噴射して対象物を溶断する」というもの。

主にリージョン兵アサシンが持ち出してくる。
第二次フーバーダムの戦いでリージョン以外の勢力についた場合、この武器を持ったリージョン兵を何人も相手にすることになるため、接近戦を挑む際には注意が必要。