パール

通称マザー・パール
Vault34から脱出した後、ネリス空軍基地を発見し移住したブーマー第一世代の生き残りでありブーマーの長老を務めている人物でもある。
メインクエストで何れの勢力もこのブーマーをかなり重要視しており、彼らを無力化する場合は彼女を殺害することとなる。
ブーマー自体はご存知の通り物凄く排他的な部族であり、誰であろうと余所者には砲撃の嵐を浴びせる。第一印象はモハビBoS同様最悪の一言だが、何とか突破しラクエルに連れられて彼女に会いに行くと「楽しんでくれたかい？」とブーマーなりのジョークで場を和ませようとしてくれる(最も殺されかけた運び屋が和むかは別だが)。
だが運び屋に出入り自由の権利を許可することや、運び屋に対してモハビの情勢が急変しつつあることを踏まえ外界と交流を持とうとしていることを吐露するなど、同じ世代のロイヤルと比べるとかなり柔軟な思考を持っていることが伺える。また、ジャックがジャネットに恋をし、ジャネットをブーマーに来たがっていることを伝えるとジャックの恋愛を素直に喜び、Speech60のチャレンジが入るものの彼女がブーマーの一員となることを許可するなど若者にも気を遣っていることが見てとれる。
そんなパールの外交戦略の第一波として受け入れられた運び屋が果たしてブーマーにとって薬になるのか毒となるのかは他ならないプレイヤーの判断に懸かっている。
余談だが彼らに協力しミード湖からB-29を引き揚げ、彼女が運び屋への協力を同意してくれた場合、フーバーダムでの決戦にて彼女率いるブーマーの一団がB-29で敵を空爆してくれるが、その時のB-29には若かりし頃の彼女がアートとして描かれている。