ガイウス・マグナス

ガイウスが囮になってる間に、部下達が装備を集めて援護射撃を行うという理にかなった戦術を取ってくる。

ついつい突貫するガイウスに気を取られるかもしれないが、部下の射線にも気を付けよう。

　実際のところ、彼よりも彼の部下たちの方が所持している武器のために非常に手ごわい存在である。無論高体力と放射線で体力がぐんぐん回復していくのは脅威だが、いかんせんスクリプトのせいなのか（あるいは開発スタッフによる指揮官という立場を考慮した上でのコーディングなのか）、得物は自衛用（？）のマチェットのみで、ミニガンはただの御守りとなっている。
　しかし試しにマチェットを叩き落としてウエストブレードを拾わせると、高い体力と回復、ノックダウン無効のおかげで鬼神のようになるので手に負えない。気絶はするようなのでParalyzing Palmやコンプライアンス・レギュレーターのクリティカル効果が発動するとその場で静止する

　DLC、Lonesome Roadに登場するリージョンの指揮官、センチュリオンである。ニューベガスへの進軍に備え麾下の部隊を率いてコロラド川下流のドライウェルズに布陣していたが、プレイヤーがLonesome Roadの最終クエストでリージョンに向けて核を発射した場合、彼の陣地を爆心地として核爆発が起こり、自らも含め生存者はマークドマンになり果ててしまう。
　S.P.E.C.I.A.Lはユリシーズ、ロイズ大佐と同じく全て10であり、体力は545、ToughnessのPerkによってDRを10%持ち、加えて防具によるエフェクトのためCharismaが11、DTが27となっている。さらにRad HealingのPerkが常時1秒ごとに彼の体力を15ポイント回復し、ノックダウンを無効化するパラメータも付与されている。スキルはGuns、Melee Weapon、Unarmedが100である。第87部族のアーマーを装備し、武器はミニガンとマチェットを所持しているが、AIの行動パターンのためにマチェットのみを使用して近接距離で攻撃してくる。
　名前は紀元前1世紀の共和制ローマにおける著名な独裁者、ガイウス・ユリウス・カエサルと彼の政敵、グナエウス・ポンペイウス・マグナスに由来していて、意味合いは「大いなる歓喜」である。