オリス

現実的な話で言うと見た目にも威圧感のある人物がハンティングリボルバーやメタルアーマーでガチガチに武装しているということは、せいぜいスレッジハンマーやナイフ程度の武器しか持たないフリーサイドの強盗からはそもそも襲われる事は無いと思われる。
(オリスよりはるかに重装備の運び屋には襲いかかってくるということは置いといて…)

ボディーガードとしては「襲われない」ということが一番なのだが、それは同時に「暴漢や強盗を撃退した」というエピソードや評判も産まれないということ。
余程のセレブなら独自に信頼の置けるガードを付けているだろうし、カジノで一発当てたいと思っているタイプの人間は心理的にストリップ地区に入るまでは出費を極力抑えたい所であろう。
そんな中で、装備は一流だが暴漢を撃退したという評判は聴かないフリーのボディーガードと、それなりに評判と実績のある地元組織のボディーガードでは例え値段が同じでも後者の方が選ばれる可能性は高い。

そんなこともあって最初はほんの少し評判を上げたかっただけのつもりが、徐々に欲や虚栄心が顔を覗かせこのような結果になったのかもしれない。

ガタイが良くて威圧感もあるしアーマーも武器もフリーサイド最高クラス　戦っても結構強い
せこい詐欺なんかやらなくても真っ当にガードとしてやっていけるだろ…

フリーサイドにて200capで雇える3発で4人も殺せる凄腕を持つボディーガード。
というのは嘘であり地元のチンピラと組んで凄腕を演出し他のボディーガードの倍の料金を取るという狡い商売をしている詐欺師である。
そんな彼の評判を聞いて怪しく思ったザ・キングは彼を雇って怪しい点を調べるよう運び屋に依頼する。そして、4人のチンピラに対し3発しか撃ってないにも関わらず何故か全員が倒れ込むことや、どうみてもチンピラがまだ生きているなど演技もお粗末であり、そのことからオリスにヤラセ疑惑を吹っ掛けることが出来る。但し、プレイヤーが気付いてもスキルの足りない運び屋が気付かないということもあるため、そういった時は死んだ(フリをしている)チンピラにトドメを刺してあげるとオリス共々敵対してくれる。
この解決法の場合、キングは運び屋の手際に少々失望する。
ちなみにオリスは高CNDのハンティングリボルバーを持っているため、実はチンピラぐらいなら瞬殺出来るのではというくらい強い。路上のキングスのメンバーも共闘してくれるが、彼らだけだと5人くらい死ぬ。
万が一運び屋がヤラセに気付きオリスが認め謝罪したとしてもキングスの仕業により後日路地裏で冷たくなって発見される。
運び屋が手を下さなくてもモハビでの犯罪は基本的に死を以て償われるのである。