暗号化された放送

Wastelanders
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3.名無しさん2020年12月04日 20時11分
ネタ

スペクトログラムによる暗号は昨今のゲームでは言うほど珍しくない暗号式の隠し要素である
例えば同じベセスダのDOOMではあるゲーム内の曲をスペクトルグラム解析する事で、悪魔的な要素が浮かび上がる等があった

2.名無しさん2020年12月03日 23時53分

5つの放送について内容を記載すると、次の通りである。

No.1
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3開始
B.O.S第1遠征隊へ。こちらはロストヒルズ。優先度ガンマのメッセージを録音している。
直近4回のパラディン・ラフマーニからの定時報告が届いていない。ロッキー山脈の通過後は一切の連絡が入っていない。スクライブは部隊の位置はリンカーン近郊だと計算している。すぐにロストヒルズとの通信を再確立し、現在位置と最後の通信以降の活動について伝えよ。
暗号化チャンネル2-3で承認せよ。
ロストヒルズ、アウト。
メッセージを繰り返す。
3終了
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No.2
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3-6-9開始
B.O.S.第1遠征隊へ。こちらはロストヒルズ。優先度アルファのメッセージを録音している。
前回の通信に対する、パラディン・ラフマーニおよび他の部隊員からの返信はまだ届いていない。
部隊は報告する能力を失ったものとロストヒルズは判断した。生き残った隊員たちは直ちに主任務から帰投せよ。
暗号化チャンネル1-8で承認せよ。
ロストヒルズ、アウト。
メッセージを繰り返す。
3-6-9終了
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No.3
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B.O.S.第1遠征隊へ。こちらはロストヒルズ。優先度E1のメッセージを録音している。
出発前のタイムテーブルからスクライブが計算したところによれば、部隊は現在ミシシッピ州の東にいるはずだ。パラディン・ラフマーニおよび他の隊員からの承認はまだ来ない。適切な通信システムが確保できない場合、本来の任務を進め、目的地において通信を確立するよう、本通信をもって部隊に対して命ずる。
暗号化チャンネル4-7で承認せよ。
ロストヒルズ、アウト。
メッセージを繰り返す。
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No.4
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ロジャー・マクソンからパラディンレイラ・ラフマーニへ。安全なプライベートチャンネルを使用している。スクライブは追い払った。
本通信は記録に残らない。ラフマーニ、指揮官やエルダーとしてではなく、友人として話させてもらう。
私たちの間に意見の相違があったのは間違いない。しかしそれでも、私は君がブラザーフッド価値と目的を理解してくれているものだと信じている。今回の任務は君が望んだものだが、しかし君は自分が選ばれたことに対し、確実に疑問を感じていることだろう。今、私たちは面と向かって話し合えないが、しかし君はコーデックスを知っているし、それに誓ったはずだ。別の選択肢については…考慮に入れたくはない。しばらくの間は高官たちからの提案を抑え、他のやり方で君に対処しようとすることを防いできたが、君からの報告が無ければ私は覆されるだろう。
君が何を思うにせよ、目的地における君の任務は重要だ。君は今でも我々の一員なのだ。B.O.S.パラディンであり、その責務を負っている。どのブラザーフッドのチャンネルを使ってもいいから連絡しろ、暗号化なんて気にするな。早くするんだ。
マクソン、アウト。メッセージを繰り返す。
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No.5
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B.O.S.第1遠征隊へ。こちらはロストヒルズエルダー・マクソンが録音している
パラディン・ラフマーニ、君の部隊がブラザーフッドと連絡を絶ってからもう3ヶ月以上になる。スクライブは君の部隊はアパラチアに入りつつあり、まもなくATLAS観測所に到着すると計算している。施設の確保後に君がまず最初にやるべきこととして、通信を再確立し、沈黙の期間中に何を行っていたかを全て伝えるよう命ずる。
君は今やアパラチアにおけるブラザーフッドの代表である。こちらとの通信を復旧させれば、再びこの大陸の両端にブラザーフッドが存在することとなり、君の行いはスクロールに永久に記録されることだろう。
コーデックスに従え。名誉ある振る舞いをせよ。
マクソン、アウト。メッセージを繰り返す。
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1.名無しさん2020年12月03日 23時21分

パッチ20以降、「Radio」から受信することができた放送(現在は既に受信不可)。合計で5つ存在し、時期によって聞けるものが異なっていた。
アパラチアに向かっている最中のB.O.S.第1遠征隊に関わる通信であり、名前の通り暗号化されている。日本語話者どころか英語話者が聞いても、そのままでは雑音にしか聞こえない。

さて、この放送であるが、実はかなり力の入っているコンテンツだったりする。
そもそも、「ゲーム内の要素だけではどうやっても暗号化を解くことができない」のだ。
しかし、「放送の内容だけで暗号化は解くことができる」。どういうことなのか?

答えは単純で、「解読にある程度の機材と技術を必要とする、本格的な暗号技術で暗号化されていた」のである。
5つの放送にはそれぞれ異なる暗号技術が使われており、その内容は以下の通り。

1番目…スペクトログラム、バイナリ、シーザー暗号、逆順
2番目…フォネティックコード、シーザー暗号
3番目…スペクトログラム、レールフェンス暗号
4番目…スペクトログラム
5番目…スペクトログラム、モールス信号、Base32

特に音声データを画像化する「スペクトログラム」なんて専用のソフトがなければ絶対に解読できないはずである。ベセスダのFalloutシリーズファンに対する信頼は相当高いらしい(そしてそれを見事に解読してみせたファンコミュニティも凄い)。

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