スノードーム

Mr.ハウスがスノードームに目がない理由は映画『市民ケーン』が元ネタ。
この映画では億万長者ケーンが豪邸で孤独に死ぬ所から始まるが、
その最後に手に持っていたのがスノードームで、同時に「バラのつぼみ」という言葉を残す。
映画では関係者達が彼の人生を振り返るという形でストーリーが描かれれていくが、
若くして巨万の富を手に入れた彼が政治の世界に乗り出すも敗北、妻子にも逃げられ
後に愛した歌手スーザンもなんやかんやあった末に彼の元を去ってしまう。
ただひとり郊外に残された彼が呆然と手にしたのはこのスノードームで、
彼が死ぬその瞬間まで握りしめていたのもこれであった・・・という話。
ケーンがあらゆる美術品を持っているにも関わらずこのスノードームだけに
興味を示した理由、そして「バラのつぼみ」の意味は映画の視聴者のみに
わかるように明かされる…という描写になっている。

というか単純にプラチナチップはハウスの所有物であり、千キャップそこそこというのはただの運び賃であってプラチナチップの価値というわけではない。
一方スノードームは運び屋がスカベンジングした運び屋の所有物であり、二千キャップというのはスノードームそのものの価値として妥当だとハウスが提示している金額。

スノードームの値段がプラチナチップの配達料より高い云々は、単純に骨董品と低ランク配送サービスの価格を比べてるから奇妙に感じるんじゃなかろうか？
スノードームが生産が停止されかつ、破損も無い希少品であるのに対し、配達料が250cap、ベニーに煩わされた事に対するボーナスとして4倍の1000(交渉次第で5倍の1250)cap。
Mr.ハウスもなんで運び屋に任せたんだ？と聞くと、「金を掛けて護衛を雇って運ばせるのはレイダーやBOSに「これは貴重品です。襲って下さい。」と宣言してる様なものだ。」と言っているのでわざと低賃金の運び屋を雇って目立たない様にしたと言う事だろう。

DLCで入手したスノードーム分の料金はその場で支払われる。アイテムの持ち込みができないデッドマネーでは、何かの役に立つかもしれない。

>>3
プラチナチップの配達料が1000〜1250capだけど、これは運び屋の仕事料とボーナスを入れたものだろう。ダミー運び屋は250capだったしベニーが絡まず何事も無く運び屋が届けていたら250capで済まされていたんじゃないかな。
プラチナチップの値段=Mr.ハウスの右腕としての役職
スノードームの値段=2000cap
と考えればどうだろう？

趣味の一品に高値を付けるのは良いのだが
プラチナチップの倍額での買い取りはそれで良いのかMr.ハウスよ

Mr.ハウスに何で集めてるの？と聞くと「なんと言えばいいのか…楽しいのだ」とシンプルな気持ちを教えてくれる。

Mrハウスはベガスの支配者であり有能な開発者でもあるのだが、彼が持ち合わせているもう一つの顔がこのスノードームのコレクターである。
Mrハウスがスノードームについて言及することはないが、ラッキー38のペントハウスにいるジェーンが彼の代わりにスノードームを運び屋から買い取ってくれる。そのキャップなんと一つあたり2000キャップ。全部で7つあり、全部売ると14000キャップとMrハウスらしい何とも太っ腹な金払いである。売ったスノードームはラッキー38のスイートに飾られるため、Mrハウスと同じ趣味を持つ運び屋も安心である。
なおDLCで追加されるスノードームが計4つあるが、これらはジェーンを通すこと無くスイートルームに直送される。