大きなウェイストランド・テキーラ

驚異のINT−に加え、DTボーナスも入る辺り、低く見積もっても度数70％はありそうである

RP的には普通に酒として飲むよりも、物資が乏しい世紀末な世界に合わせて
"まともな鎮痛剤がねぇ！　酒だ酒もってこい！！"
的な、痛み止め代わりに使う方がしっくり来そうだ

……正直、このレベルだと、まともに言葉自体紡げず、カリスマは返って下がりそうである

飲んだ瞬間にSTRは最高の10に、INTは最低の1になるという、普通に考えたら中々に恐ろしい一品。

INTの項目でもあるようにFalloutシリーズ、特に西海岸主体の作品でのまともな知性の範疇は4以上となっている。つまりは飲むだけでまともな思考ができないレベルに一時的に能力が落ちるということであり、それくらいアルコール度数が高いのだろう。
ゲーム中では存在していないが、急性アルコール中毒で死人がでてもおかしくなさそうである。

ウェイストランド・テキーラはウィスキーのように色付いているのが分かるが、こちらはスコッチと同じように透明になっている。テキーラもウィスキーのように樽で熟成させると色付くが、こちらだけその工程をしてないとも考えられないし、かといってそんな工程をしたかと言えば、材料や時間的に考えにくい。
原料のアガヴィ(アガベ、リュウゼツラン)からはアガベシロップと呼ばれる琥珀色の樹液が採れる。もしかするとウェイストランド・テキーラの方はこれをもとの色が残る程度に、ごく簡単に発酵させたもので、こちらはそれをさらに蒸留させたものなのかもしれない。
こらそこ、使い回しとか言わない。

いずれにしても、運び屋の知恵と工夫がつまった逸品に変わりはないのだ。

ウェイストランド・テキーラの大きめサイズ。ネバダ・アガヴィの果肉ときれいな水は2つずつ必要。この2つは容易に手に入るので問題ないが、大きなウィスキーのビンはやや見つけにくいか。

ウェイストランド・テキーラからSTRの値をさらに伸ばした一本となっている。その反面、INT値のマイナス面も伸びてしまったのが気になるが、毒の耐性は効果値も継続時間も倍になり、さらにウェイストランド・テキーラには無かったDTへのボーナスも付く(ウェイストランド・テキーラのDTボーナスは、キャスのコンパニオンParkが必要)。
これだけ色々な効果が得られるAidもそう多くはない。どの場面でどの恩恵にあずかるかは運び屋次第だ。

キャンプファイヤーで作れるレシピのひとつ。作成にはHonest Heartsの導入が必要。

重量:1　価値:20
効果:Pois. Res.+30(2m)、DT+6(2m)
　　 CHR+3(4m)、INT-9(4m)
　　 STR+9(4m)
(ハードコアモード　H2O+75)
(数値はSurvival 100/Barter 100/重量軽減Peaks未習得の場合)
必要スキル:Survival 40

レシピ
◆きれいな水×2
◆ネバダ・アガヴィの果肉×2
◆大きなウィスキーのビン×1