リージョンアサルト

ルシウスと会話できるようになるタイミングはシーザーから最初の指令（フォートの地下バンカー破壊）を受けた直後からなので
リージョンの好評を得る必要はない。

難点はリージョンへの好評をある程度上げてしまうとブーン及びギャノンから絶縁を宣言され彼らのコンパニオンクエストを進める事が不可能になる点。
NVの派閥システムにおける好評と悪評は両方加点式であり、悪評はゲーム中一度だけリセットできるが好評は下げる事は出来ない為、これを獲得したあとにブーンのクエストを始めてリージョンは用済みと始末しに行く事は不可能……と、思いきやしっかりと抜け道が用意されているのがこのゲーム。
始めてブーンと話す前に、悪評リセットをした上で『NCR勢力のアーマー』で変装していれば、問題なくクエストを開始出来る。そして悪評を上げてリージョンと敵対さえすれば、リージョンアサルトを習得した上でブーンのクエストを進めて行ける。

ロールプレイ的には知らずに敵対するのはどうかと思いリージョンにある程度協力してきたが、実情を知れば知る程腹が立ってきたので縁を切って敵対することを決意したといった具合であろうか。格闘ビルドならばそこまでする価値のある強力な一撃であるので、これを覚えたいがブーンのクエストも進めたい人はお試しあれ

目に見えて初撃が早まるので、近接使いならリージョンと争うのをちょーっとだけ我慢して是非覚えたい技。

　未検証だが、習得にはルシウスとまともに会話が可能になる段階までリージョンルートでゲームを進める必要があるかもしれない。
　プレイトリアンガードは全員この技を習得しており、シーザーのテントやメインシナリオ終盤でリージョンルート以外を選んでフォートに臨むとこの技で畳みかけてくる。コンディションの高い爆殺フィストと高Unarmedスキルから発揮される威力には舌を巻くだろう。彼ら一人一人が小型のデスクローのようなもので、それも複数を相手取った時にこの技を喰らってしまうと気が付いたときには死んでいる。

　メインシナリオの中盤、Unarmedスキルが50、リージョンの評判が「受け入れられし者」となった状態で、プレイトリアンガードの隊長ルシウスに話すと取得できるPerkである。スキルは雑誌や酒類で50以上にしても習得可能である。このPerkを取得するとUnarmed武器のパワーアタックが変化し、助走を付けて前方へ飛び上がり、慣性を乗せて拳を突き出すモーションへと変化する
　爆殺フィストやディスプレイサーグローブなど、打撃を当てた時にエフェクトが出現する武器を合わせると一層様になるPerkである。攻撃速度の速いサタナイト・パワーフィストやフィスト・オブ・ラオーといった武器を使うとモーションも高速化するため、隠密のまま接近し、敵が反撃する前に一撃を加えることも可能である。SlayerのPerkやラッシングウォーターの攻撃速度上昇効果も適用される。さらにBloody Messのような敵が絶命すると肉体が四散するPerkがあれば惨たらしさも然ることながら爽快感も得られるだろう。銃で敵対者を死骸にする方法は迅速で清潔で、慣れると事務的になりがちだが、自らの身体能力と格闘術を以って血しぶきを浴びながら周囲に敵の臓物を撒き散らしていく行為は、銃による生産活動とは対極的な歓びと精神的な満足を齎すだろう