バトルブルー

>>1
承知の上で書いているかもしれないし、細かい話なのだが一応…
Fallout4の「ウェアの醸造酒」でも触れられているが、実のところ「brew」を「醸造する」と訳すのは不正確である。
正確には「醸造あるいは材料を混合することでお酒を作る、または水やお湯に材料を浸してお茶やコーヒーを作る、または薬等を煎じる」という感じだ。

なので、例えば「brew a beer」、「brew a coffee」と言うのはもちろん、「brew a cocktail」（カクテルを作る）という用例も存在する。そしてバトルブルーの場合、ウォッカをベースに様々な材料を混ぜ込んだ薬草酒？的な存在なわけで、この最後の用例が一番近しいのではないだろうか。

DLC:Old World Bluesで追加されるAidアイテム。WG:1、VAL:150。
Big MT内の何箇所かに落ちている他、自作する事もできる。
材料はウォッカ、洞くつキノコ変異株、サリエントグリーン。
Survivalスキルが45必要だが、X-13研究施設にある蒸留器を使えばなくても作成可能。

効果は+50HP、手足の耐久度回復、240秒間の+35DR、-1INT、+1STR。
これに加えてレッドミストという固有の効果があり、20秒間+40最大AP、+1STRされる。
本作の仕様上DRを高める効果はかなり強力で、Med-Xやスラッシャーともスタックする。
全部キメると85以上のDRに達するため、カッチカチ状態になる事が可能。
強力な効果だが、固有の中毒はなくアルコール扱いなのでデメリットも比較的軽い。

暗緑色の角瓶に入ったアルコール飲料で、自作できるアイテムとしては珍しく
瓶に「BATTLE BREW」とちゃんと飲料名が表記されたラベルが貼ってある。
X-13研究所で働いていたDr.モリという人物が考案した酒らしく、
同僚らに振る舞ったりしていたようだが、お目付け役で口うるさいDr.カリスに怒られ
蒸留器を一旦X-13の地下室に隠したようだ（ターミナルにはX-12に移すとあるが）。

なお上記のように元のアイテム名は"brew（醸造する）"であり、これを
「ブルー」と表記するのが適切かどうかは解釈の分かれそうなところである。
サリエント「グリーン」とか「レッド」ミストに引っ張られたのかもしれない。