ヴィンセント・メイ・リリィ

このロボブレイン、身体中に落書きをされているが、内容がハードな内容で生徒からの嫌われっぷりは相当なものだったようだ。
Unplug meなどの"Kick me"系の落書きは序の口で、生徒が取り囲んでロボブレインを射殺する絵や、核爆発に巻き込まれるロボブレインの絵など、"死ね"もしくは"殺す"とでも言いたげな題材が多い。
あんまりな扱いであるが、このロボブレインと生徒のどちらに問題があったのかは、生徒が死んでしまった今では誰にもわからない…

元々は会話可能なNPCとして設定されていて、「Magnum Opus」なるクエストを依頼してきたり、自分の身の上を語ってくれたりする予定だったらしい。
カットされたダイアログによるとロボブレインに改造されたのは「事故」によるもので、本人の意思ではないそうだ。
美術教師という仕事にも満足していなかったようで、核戦争によって生徒のお守りをする生活から解放され、創作活動に没頭できるようになったと喜んでいる。

なにゆえこれほど迄に嫌われていたのかは定かでは無いが、
一応美術の教師である事、おそらくコネでワトガハイスクールの教師になったであろう事から
いけ好かないボンボンの自称デザイナーとかだったのだろうか。

生徒の笑い者だったのは単純にロボブレイン化していただけな気もするが。

イベント時もイベントでないときも何も喋らない。ただひたすら動いているだけである。これならフェニックス達の方が余程人間臭い。何か事情があるのか、バグなのかそれとも…
喋らないのか、喋れないのか、喋りたくないかで色々考えてしまう。

ワトガハイスクールの美術室に居るロボブレイン。
戦前はワトガハイスクールの美術担当教師として雇われていた。

人間だった頃は地位と富はあれど悪い意味で有名だったらしく、
教師として迎え入れるという発表に既存の教師達が異議を唱えていた。
また生徒達からの評価も散々だったようである。

ロボブレインになった理由は明らかでは無いが、おそらくVault118の富豪達の様に金にあかせて永遠の命を手に入れようとしたと思われる。