ハッピークワンザバンドル

このバンドルで追加されるテーブル以外の装飾品は何故か全て「その他」メニューに追加される。(テーブルはテーブルメニューにある)
そして同じ並びに一式ぶちこまれており、先頭にくるのはよりによってマットである。
筆者はマットの存在を完全に忘れていた上に他のトウモロコシ等は床の装飾だとばかり思っていたのでとても長い時間を無駄にしてしまった。
注意されたし。

クワンザではスワヒリ語が用いられる。これはカレンガが汎アフリカ語として位置付けたことによる。
クワンザのシンボルカラーは黒、赤、緑の3色（汎アフリカ色）。黒は人々、赤は闘争、緑は未来を意味する。


== クワンザの7原則 Nguzo Saba ==
7日間はそれぞれ異なる原則が割り当てられる。原則を他人に尋ねる場合は、Habari gani と挨拶する。

Umoja（団結）
Kujichagulia（自己決定）
Ujima（共同作業と責任）
Ujamaa（協調経済）
Nia（目的）
Kuumba（創造性）
Imani（信頼）


== クワンザのシンボル ==
クワンザの7つのシンボル。バンドルのアイテムはこのシンボルに基づいている。

・kikombe cha umoja（団結の杯）
先祖に敬意を表して、祝賀者はこれでお酒を飲む。挨拶はharambee。

・mishumaa saba（7本の蝋燭）
上述の7原則を表しており、毎日違う蝋燭を灯す。色はシンボルカラーになっている。kinaraとセットになっていることが多い。

・kinara（7本の蝋燭を立てられる燭台）
先祖の大陸アフリカ人を表す。蝋燭はmishumaa sabaを立てる。

・mazao（農作物）
収穫祭を表す。果物、木の実、野菜をボウルに入れる。

・mkeka（藁あるいはアフリカ模様の布のマット）
伝統と歴史の象徴で、アフリカ系コミュニティの基盤を表す。

・muhindi（トウモロコシ）
子供と未来を表す。人間の家族のように、茎が枝分かれすることから。なお単数形はvibunziという。

・zawadi（ギフト）
両親の労働と愛、子供の約束を表す。最終日の1月1日に、子供に本や伝統文化が含まれた品を贈る。

独自項目を立てるのも何なのでここでクワンザの説明を。

Kwanzaaとは、毎年12月26日から1月1日までアフリカ系アメリカ人の文化を祝う行事である。語源はスワヒリ語で「初めての果物」を意味する matunda ya kwanza。
アフリカ大陸とアメリカの黒人社会の文化的統合を謳っており、「アフリカ文化の再確認と回復」と「アフリカ系コミュニティの絆を深める」の2つを目的とする。

1966年のワッツ暴動の後マウラナ・カレンガが提唱した。彼は当初黒人社会のキリスト教からの脱却を主張しクリスマスに代わる黒人の祝祭として位置付けていたが、支持者が増えるにつれ反キリスト教の方針を転換したため、現在はクリスマスとクワンザをセットで祝う家庭が多い。

12月31日は家族や地域の住民が集まって大晩餐会を開くそうだ。