オースブレイカー

オースブレイカー (Oathbreaker) という名であるが、かのファンタジー文学の金字塔、指輪物語の中でかつて一度は人間側の王に誓った忠誠を裏切り有事にその王の召集に応えず戦いに参加しなかったことで死後、その王が彼らに放った呪詛の言葉（この言葉自体に魔法の力などはなく >>7 で提示されている意味通りの"呪詛"であったと考えられる）により死者の軍勢として然るべき時が来るまで死ねずに彷徨うことになった者たちにも Oathbreakers （オースブレイカーズ, 誓いを破りし者たち）の名が当てられることがある。
たしかに oath という言葉は、辞書的に見ると呪術的な呪いという意味で書かれていることは少ないが、そもそも誓うという行為自体が物質的でない拘束力を自他にもたらすとても呪術的な行いである。
これは日本の文化においても共通するところがあり、一度立てた誓いを違える事が物語の重要な転機になる例は古今東西枚挙に暇がない。
先例のファンタジーとは世界観こそ乖離はあるものの、そうした我々の文化、誓約観とでもいうべきものをバックグラウンドに作られているのは本作もまた例外ではないと言えるだろう。
そうした点を考慮すると、ファンタジー的にもレトリック的にも、この名に"約束を反故にしたもの", "縛を解くもの"のダブルミーニングを見ることになんら問題はないものと考えられる。
むしろB.O.S. 自体が単なる現実主義者の軍事組織というわけではなく騎士の比喩を用いて階級を表すロマン主義的なところがあること、用いられたのが銃器等ではなくウォーグレイブの本武器であることなどから考えて、先述のファンタジー、指輪物語の Oathbreakers やそれを支える誓約観を強く意識させるためにあえてこの名にしているのではないだろうか。
B.O.S. をめぐる物語は王無き荒野をゆく放浪のナイトたちによる、新時代の騎士道物語なのかもしれない。

アパレイチア B.O.S. はこの先、主人なき死者の軍勢と化してこの地にただ幽鬼のごとく留まり続けるのみとなるのか。
それとも野伏…もとい放浪のナイトの導きのもと、アパレイチアの人々を救う奇跡の救い手となり B.O.S. との誓いが蘇り輝くことになるのか。
歴史は未だ黙して語らぬ…。

>>2
確かにOathには「呪い」という意味があるが、これは「呪縛」とか「(魔術的な)呪い」という文脈では使われない。ここでの「呪い」は罵りの言葉という意味である。なので単純に「誓いを破りし者」という名前の武器だと思われる。

しかし、residentはラフマーニがぶっ指したこれを勝手に持ち出したのだろうか…。

ウォーグレイブのレジェンダリー品は他のアプデ追加武器防具と同じく伝説の敵からドロップせずデイリーオプスによるレア報酬の内の1つの設計図を読んだ上(しかもトレード不可の為自分で手に入れなければならない)でマームルガチャかクエストクリア時のランダム報酬のみ入手となっている
その為確定で手に入るこの武器は筆者のような未だに設計図が手に入らないがウォーグレイブで戦いたい人にとってはかなり嬉しい1品となる

テクノロジーの保全に走るエルダー達の行動を抑制する…サプレッサーのレジェンダリーにはそんな願いが込められている気がしてならない

オース(oath)は誓いや宣誓を意味しており、オースブレイカーで誓いを破った者という意味に取れる。
だが一方でオースには呪いという意味もあり、そちらで考えると呪いを断ち切る者と受け取ることも出来る。
どちらの立場を尊重したかによって180度意味が変わるネーミングと言えるだろう。

Steel Dawnで追加されたメインクエストのクリア報酬として貰えるウォーグレイブのユニーク品。

レジェンダリー効果は
3秒間、ターゲットの与えるダメージが20%減少する
パワーアタックのダメージが40%増加する
パワーアタック中に受けるダメージが40%減少する

第1レジェンダリー効果がサプレッサーと少々残念な効果であるが、ダメージカットと併せてパワーアタックメインで立ち回るなら長期戦に強い武器となるだろう。
元々の攻撃力も高く、MODによる属性付与も出来る為、属性効果目当てのサポート武器としても運用出来るかもしれない。

なお、よく見ると当該クエスト中の最後にパラディン・ラフマーニが使用した物もウォーグレイブであり、使用後の物を拝借した物の様だ。