アトランティック・シティ

てっきりピットと同じく派閥間抗争の真っ最中だと想像していたが、実際は三者が持ちつ持たれつで共存しているという、ウェイストランドでは中々珍しい街だった。いずれの派閥も分野が異なることから、真っ向から対立するよりは手を取り合っていた方がお互い利益になるという考えだろう。各居住地・コミュニティが自立しているアパラチアでは考えられない話だ。
オーバーグロウンという謎の植物に侵食されていることを除けば、中々良い街ではないだろうか。

やはり設定的にも西のモハビ・ウェイストランドのニューベガスを彷彿させる。こっちは水が汚いが。

Atlantic City - Boardwalk Paradise アップデートで新しい遠征先となった
ホワイトスプリング避難所に追加されたNPC、ジェレマイア・ホプキンスの言によると、戦後も市役所の奮闘によりまるで戦前のように安全で美しい街のままらしい

市役所の他に、カジノを牛耳るロンバルディ・ファミリー、ショーやゲームなどの興行を主催するショーマンという勢力が存在し、その三者を中心として街は成り立っているようだ

地元住民への"ささやかな援助"と引き替えに、アトランティックシティへと招待される事になったResident達だが…？

ニュージャージー州アトランティック郡の大西洋に面した都市。2023年6月上旬に公式から「新たな遠征先」として発表された。
それに関係して、発表後に始まったシーズン13のジョーイ・ベロからはアトランティック・シティの話を聞くことができる。現時点で手に入る情報をまとめると、

・現在もリゾート地として運営されている
・ジョーイ・ベロはコメディアンとしてショーに出演していた
・ジョーイ曰く「キャップさえあれば最高の場所」
・クスリは当たり前。サイコが風船ガムだと思えるほどヤバいのもある
・テディ・ザ・トーテイカー率いるマフィアが牛耳っている
・ロボットと一緒に寝ることができる。ジョーイは「締めてハメてねじ込まれた」


現実のアトランティック・シティの人口は38,501人、都市圏人口は294,921人（2020年国勢調査）。19世紀後半にリゾート地として開発され、禁酒法時代に黄金時代を迎えた（取り締まりが非常に緩かった）。第二次大戦後は衰退したが、1976年に州で唯一ギャンブルが解禁されるとカジノや高層マンションが建ち並ぶギャンブルリゾートとして復活を果たした。
現在はラスベガス・リノと並んで、アメリカを代表するギャンブルシティとして人気のある観光地。アメリカ版モノポリーのモデルでもある。