B.O.S.特殊作戦のスーツ

どうしても首チラが気になる！でもフルフェイス、ヘルメット系防具がかぶりたい！という人は中国軍ステルスヘルメットを装備してみよう。

自分の手持ち防具の中では唯一首チラが防げる戦闘用ヘルメットだった。

ちなみにしゃがんでも首チラしません。

自分のように間違って分解してしまったレジデントはいるだろうか。
ウラニウムフィーバーなどで戦利品を大量に分解するときにR1を押してしまってポンポンと布にしてしまうと取り返しがつかないので気を付けよう。人は過ちを繰り返す…

この衣装を装備してどんな帽子が似合うか色々試していたところ...。
なんとなく黒いカウボーイハットをかぶってみたら、少しの既視感を覚えた。追加でパトロールマンのサングラスをかけてみた。更なる既視感。
確信したが、これは雰囲気だけなら完全にレンジャー・シタデルのヴァーガス将軍だ。

6で言及されているMOLLE system(モールシステム)とは、
正式名称をModular Light Load-carrying Equipment（モジュラー軽量耐荷重機器）と呼ぶ。

MOLLE systemはベストやアーマー等の本体側の横帯（横モール或いは横パルステープ）にポーチやホルスター側の縦帯（縦モール或いは縦パルステープ）を互いに編み込むように装着する事で容易に各種ポーチ類（弾嚢や無線機入れ）やホルスター等を自由に組み替え、取り外しを可能にした物である。
なお、MOLLEはアメリカ軍の装備採用名であり、
別名はPouch Attachment Ladder System（ポーチ・アタッチメント・ラダー・システム）と呼び、その略称はPALS system（パルスシステム）である。

MOLLE systemはそれまでのモジュラーシステムと比較して強固な固定方式であり、適切に固定されていれば、枝などに引っ掛けて引き千切る等と相当に無理をしない限りはポーチ類が脱落する事はそうそう無い。
MOLLE形式のポーチ等をベストやアーマーから脱落させる原因は、面倒くさがってパルステープを交互に編み込まずにまっすぐ通し、ポーチ側パルステープのボタンだけで留める横着をするからである。

さて、B.O.S.特殊作戦のスーツの場合は本体側に開いている雌穴にポーチ側に装着されている雄金具（ダブルフックワイヤー）を引っ掛けて固定する形式の様に見える。
この形式は、LCE system（ Load-Carrying Equipment）と呼ばれており、米軍では1980年代まで使用されていた形式である。
LCEはMOLLEの祖先と言える物で、後継にスライドフックで固定するALICE system（All-Purpose Lightweight Individual Carrying Equipment）があり、そちらはMOLLEの直接的な原型である。
LCE形式は日本人に一番身近な所で言えば陸上自衛官が弾帯（ピストルベルト）に装着しているミネベア9mm拳銃の革製拳銃嚢や銃剣差しの固定形式と言える。
映画「プライベートライアン」等に登場する1940年代の米兵たちが弾帯にポーチを括っている形式と言えばより分かりやすいだろう。

もしくは、1990年代後半から2000年代初頭に米警察特殊部隊SWATがかつて採用していたタクティカルベストをモデルにしているのかもしれない。
そちらはスナップボタンとパイルアンドフック(マジックテープ)方式を併用したModula Gritt System(モジュラーグリッドシステム)と呼ばれるものである。こちらはMOLLEと比べてポーチ類がより着脱し易いが、野戦時の過酷な環境ではポーチ類の脱落の可能性が高い。しかし、屋内と市街地が任務地の警察では問題とならなかっただろう。
（現在、各地SWATはMOLLE対応のベストやアーマーに更新している。）
ベゼスダが60年代にこだわって居なければ、このモジュラーグリット形式が本命だろう。

つまり厳密に考察した場合、
B.O.S.特殊作戦のスーツはMOLLEの様な革新的なシステムが生まれず、60年代で主流だった装備形式であるLCEを、または警察で用いられたモジュラーグリットを用いたまま、2000年代後期（或いは2100年代）に到達したらこうなったと言う、現代から見ればレトロフューチャー的な装備なのである。

バックパックのスキンは黒色で統一された「シークレットサービスのバックパック」がミリタリーチックなため最も似合うだろう。

なに？そのバックパックスキンの設計図？そんなものはない！

アトムショップで売っていたから、欲しい人は500ATOMを財布に入れて買って来るんだ！
（なお、再販されているとは言っていない。）

どうしても首元が空くのでガスマスク系を着けるとちょっと残念な気持ちになる
いっそ顔出しで帽子や眼鏡で個性を出していくのも悪くない

デザインは現実でも使用されているMolleに近い増設アタッチメント付きのベストに各種ポーチやトランシーバー、肩にはこれまた増設アタッチメントでニッパーを装備している
腰回りにも複数のポーチとショットシェル、水筒などが装備される
更に両足にハーネス型の増設ポーチを追加とミリタリー感満載の素敵装備である
まさに戦闘服といった風情であり、各種ライフルを持たせると非常にカッコイイ

ちなみにこの手のベストには基本的に防弾機能はない
アーマープレートを入れるともっとゴツくなるので、恐らく機能性重視の組み合わせなのだろう

余りにも渋すぎる戦闘服の為falloutの世界観から逸れてしまったと思えてしまう程に文句の付け難いカッコ良さがある。不満があるとするならば一点。何故設計図が無いのか・・・

都市用装備の色合いやゴツめのシルエット、工具も完備というあたりからレイ○ボー6にでも登場しそうな雰囲気に仕上がる。
実際あちらも特殊部隊なので当たらずとも遠からずかもしれないが、にじみ出すプロフェッショナルの風格は実にシブい

デイリーオプスで手に入るレア報酬の1つ
B.O.S.作業服に似た迷彩服に防弾チョッキ
さらに胸周りや腰回りに各種ポーチや水筒、ショットガンシェル、トランシーバー。さらに右肩にはニッパー。左肩にB.O.S.のマーク。までが付いた中々にかっこいい衣装である。