ヌカランチャー

日本語版独自のローカライズとなった「ヌカランチャー」はNV、4、76にも引き継がれており、ド直球ながらFalloutらしいということで、その名前に親しみを持つアイツもいるだろう。だが、本作の発売から14年後に事件は起こった…

英語版に”Nuka Launcher”が登場したのだ。

事の始まりは2022年12月、『Fallout 76』の「Nuka-World on Tour アップデート」。ベセスダは知ってか知らずか、オートグレネードランチャーのユニークにハイフン有りの「Nuka-Launcher」、ジェットコースターにハイフン無しの「Nuka Launcher」と名付けたのである。
翻訳班は素直に「ヌカランチャー」と訳したため、ゲーム内にヌカランチャーが3つ存在する事態となった。（擁護しておくと翻訳者はどうしようもないのである）

こうして本作の名訳が仇となり、日本語版Falloutはヌカランチャーとヌカランチャーとヌカランチャーの3つに分かれ、混沌を極めていた…

事態が動いたのは1か月後のアップデート。そこでゼニアジは、
オートグレネードランチャー：ヌカ・コーラ・ビクトリーの塗装がしてある→ヌカビクトリーランチャー
ジェットコースター：英語版でもNuka Coasterというよね→ヌカコースター
と、本家ヌカランチャーを改名して見事乗り切ったのである。14年の時を経て、再度機転の利いたローカライズを行ったゼニアジには称賛の声が相次いだ。

…英語版はそのままなので認識のズレが生まれてしまったが、日本語版の「ヌカランチャー」はこれまでも、これからも本銃（ファットマン）なのである。

揚げ足取りみたいで申し訳ないが、広島に投下された原爆は「リトルボーイ」
「ファットマン」は長崎に投下された原爆である

今でこそシリーズおなじみの武器だがこの作品こそが初登場だったりする

>>2
有限ではない。リベットシティなどで店売りされているし、スーパーミュータント・オーバーロードが所持している場合がある。

メインクエスト、GNRでの攻防でヌカランチャーを持ったまま死んでいるNPCが居る。
オプションでも「ヌカランチャーを使う」と追加されるので、ベヒモスを吹っ飛ばすのに使ってもいいだろう。
ユニークとして試作型MIRVが存在する。

本作ではミニ・ニュークが有限で一種のコレクトアイテムのようになっている為、コンプリートしたい場合は注意。

Falloutシリーズを象徴する携帯型カタパルト式核弾頭射出装置
ミニ・ニュークと呼ばれる手で掴めるほどにまで小型化された専用の核弾頭が用いられ、コンパクトながらもしっかりとキノコ雲を立ち昇らせる
ミサイルランチャーとは異なり弾頭に自立推進機関はなく、あくまでもヌカランチャーから直接打ち出されるため、弧をを描くように放射状に飛んでいく

その単発威力は当然の如く全武器中最強なのだが、そんなに遠くまで飛ばない割りに範囲も威力もバカ高く、下手に撃つと自分も巻き込まれて死ぬ危険性が非常に高い
特殊な射線軌道から何かの拍子に障害物に当たって誘爆…などという事故もあり得るので、V.A.T.S.の防御効果を盾にすることは十分に距離があっても必須と言える