ヴァン・グラフ・ファミリー

信頼よりも他社を蹴落とす戦法で成長してきた武器売りレイダー
ほしいものは武力で奪う！が基本方針のため、フリーサイド内でザ・キングスと揉めたときはエナジーウェポンが火を吹く、いや光が炸裂したことで決着をつけた
他のフリーサイドの面々は少しだが協力関係を築くのに対しヴァン・グラフは話を聞いても大体キチガイ扱いされるだけ
協力するのはクリムゾン・キャラバンくらいで、クリムゾン・キャラバンがヴァン・グラフの商売敵ガンランナーに対してスパイ行為を、ヴァン・グラフがクリムゾン・キャラバンと競合するキャシディ・キャラバンをはじめとする他キャラバンを襲うという交換殺人のような密約を交わしている

運び屋が初めてシルバーラッシュに足を運ぶとまず目にするのはクレーマーから捕った人質をぶち殺して脅すシーンである

こうして恨み辛みを買いすぎているため、運び屋がバイトの店番中にちょっと油断すると爆弾を持った人間が入ってきて店内が爆発してしまう


あと、キャスのクエストでは共謀した二つの組織の悪事を暴くが、その際シルバーラッシュに入ったときにうっかりジーン・バティスタ・カティングに話しかけると即座にキャス殺害までヴァン・グラフクエストが進んでしまうので注意

クリムゾン・キャラバンと共同して敵対キャラバンを襲撃（暗殺）したり、モハビでの拠点であるシルバーラッシュの前経営者を（恐らく物理的手段で）追い出すなど、モハビ内では明らかになっているもの、隠しているもの双方において手段を選ばず商売しているため、フリーサイド内でも評判は悪い。

またコンパニオンのキャス関連のクエストと完全に噛み合わない（キャスが殺害されるorヴァン・グラフと敵対か殲滅）ため、キャスを仲間にする運び屋はヴァン・グラフ・ファミリーとはほぼ交流しないまま敵対しがちである。

NCRとは敵対関係は10年以上に渡る。
かつてNCRはヴァン・グラフの活動を妨害したが、ヴァン・グラフも折れず対抗し
組織は大きくなっていった。
しかし今となってはNCR側が巨大になりすぎてもはや太刀打ちできない関係となっている。

ボスは女性であり、名前はティアレット・ヴァン・グラフ。
武器の売買を家業にしてから、大量の財産を保有するようになる。
更に容姿端麗なので言い寄る男性が多く、男性と関係を持っては子供を産み、飽きたら新しい男を探す・・・
というのを繰り返し、現在は父が全員違う10人の子供を持っており、
その子どもたちがカリフォルニア各地にある支店を経営している。

本作ではその10人の子供のうち
グロリア・ヴァン・グラフ
ジーン・バティスタ
フリーダ・ヴァン・グラフ（言及のみ）
が登場する。

カリフォルニア州で強大な力を持つ商売一家。
ヴァン・グラフ・ファミリーはラスベガスから北西約1000km離れたカリフォルニア州レディング出身。

主な商売は武器の売買だが、儲かりそうな金類やそれ以外の商品にも手を伸ばしている。
本作で登場するフリーサイドにあるシルバーラッシュではエナジーウェポン専門店として経営している。