ペイサー

元々ギャングは刹那主義、反社会、反体制なチンピラの集まりだが
そうした大義や信念の無いただのチンピラが地位を得たらどうなるかと言う例がコイツ
偉い奴・強い奴にゃヘーコラしねぇ俺らは俺らだけで好きに生きるんだと言う考えは
ギャングとしては王道だがそれだけでは組織を引っ張っていくことは出来ない
キングが死んだらコイツの生死に関わらず組織壊滅のルートしかなくなるのもさもありなんと言う感じ

NCRが嫌いで攻撃もいとわないと言う人間はニューベガスでは珍しくはないが、組織のナンバー2と言うポストにいながらそこ止まりになっている
NCRをフリーサイドから追い出したらその後どうやってNCR無しで地区を自立させるかと言う代案を持っている描写もない
キングでさえNCRを気に入っているわけじゃないがフリーサイドを支援して住人を助けてくれるのなら私情を挟まず受け入れると言うスタンスなのに

NVでは非常に希少なクソ野郎である

リージョンは残虐行為や奴隷など、結構な悪党ムーブを見せる一方で、それなりの思想と信条がある事を示すし
ネルソンの例なんかでは我が身可愛さに身内を平気で見捨てる奴らに嫌悪感を見せるなど、僅かながらも良心を見せている

パウダーギャングにしても、助けてやれば感謝の一言も言えば、説得にも応じる中

こやつは、初見でキングの預かり知らない所で献金を求め泥を塗り、その前にもNCRの特使をボコしてキングスの信用を落とし
挙げ句、散々身勝手な感情で状況を引っ掻き回した末に劣勢になった所を、仕方無しに助けてやれば
出てくる言葉は、感謝どころか謝罪ですらなく「せいぜい今の立場を楽しんどけ」という悪態である
その上、基本的にこいつを殺すと強制的にキングスと敵対になるので、キングやキングスは好きという人間には殺し辛い輩である

どこぞのブレイズよろしく、本編にガッツリ絡むキャラだったら、S害RTAの一つでもできていそうである。

この手のクズは3や4にはちょくちょくいるが、NVではコイツ以外はちょっと思い浮かばない
んな訳で、モハビの希少種として可愛がってやろう（具体的には口止め料をせしめた上でキングに報告してやろう）

自分から地元の治安を悪化させてNCRとの対立を煽っておきながら
本当にNCRと抗争が起きると多数の部下を犠牲にしながら自分だけ逃げ隠れる醜態を晒す
コソコソ裏工作していることもNCRの重役には見透かされていて暗殺対象にまでなっている
素行の悪さのせいで本来同じ地元で味方のはずのヴァン・グラフ・ファミリーからも
徹底的に嫌われている、実際彼らにレーザーで塵にされて殺されるルートまである
NCRが正式にフリーサイドへの支援を発表してキングの目の前まで特使が到着し
もはや力だけで何とかなる状況でもない中、ヤケクソ気味に反逆して空しく玉砕する
と、清々しい程にやる事が全部裏目に出ている

カーンズのリージスやBOSパラディン長ハーディンの様に
組織の方向転換を担う新たなリーダーの座につくと言ったルートも無いため
身内のコネだけで不相応な地位についた本来はNo.2の器すら無い無能と言うのが妥当な評価だろう

確かにこんなのを自分の片腕に置いていたせいで組織どころか自分の命まで
危険に晒したのは無論、キング自身の落ち度だろうが
そこからでも運び屋が命令通り動けば全て上手くいく方向に持って行けて
ペイサーが足を引っ張った状況を帳消しに出来る手腕を発揮できるので
やはりキングは指導者たる器と言えるのではないだろうか

>>4 それはないのでは。
ペイサーは好戦的な性格で、 >>1 の通り辛苦を共にしてきたからこそ、信用しきってしまっており野放しになっている。
またキングにリーダーとしての素質が無ければ、ザ・キングスはここまでの集団にはならず、フリーサイドの治安を守るガードとしてではなく、ただの皆で同じ格好をしている変な奴らっ終わっていただろう。

短気かつ好戦的な性格で、血の気の多い武闘派連中に支持を得ており、寛容なキングとの好対照で組織のバランスを保っていた模様。
しかし、同時に大のNCR嫌いでもあり、表立って反抗することはないがキングの対NCR慎重路線を快く思っておらず、NCRに対しては徹底抗戦を唱える。
そのため、影からNCRとの対立を煽ってキングスを過激路線へ転向させようと企んでいる。

>>1
ターボじゃなくてジェットである。
ジェットのやり過ぎで心臓が悪いと言われており、NCRから暗殺依頼される際にジェットにサイコを混ぜて心臓発作を起こさせると言う事もできる。

ザ・キングスのナンバー2を務める男。運び屋に通行料を要求したり、NCRの特使を独断で叩きのめして追い返したり、シルバーラッシュのグロリア・ヴァン・グラフに過ぎたちょっかいをかけて、彼女及び彼女の兄のジーン・バティスト・カティングに殺意を抱かれたりしている。

キングとはフリーサイドのチンピラだった時代からよしみがあり、辛い時期もともに乗り越えてきた親友同士であることから、キングからの信頼は厚く、それがペイサーの専横を許してしまっている部分がある。また、さすがにNCRの特使など致命的なことについてはキングには知られないようにしている。
アポカリプスの使徒のジュリー・ファーカス、もしくはフリーサイドのロットフェイスから心臓が悪いがジェット依存症であることが聞ける。
（指摘により修正）