自動販売機(Dead Money)

この自動販売機、恐ろしいのが「チップを物に変換」出来るだけでなく「物をチップに変換」することも出来るのだ。
戦前の服、タバコetcからチップを生産出来る。そしてタバコより服の方が得られるチップが少ない。レプリケーターというからには物体の質量で価値が決まりそうだが、貨幣経済と擦り合わせるためか物価ベースの変換率となっているのだろう。
各種ホロテープは恐らく物体の価値を認識させる物で、技術的にはそこらのゴミや瓦礫から物をジャンジャン作り出せるのかもしれない。

何？連邦に似たような事をしてる奴がいるって？

弾薬やaidといった数の要る消耗品ならともかく、ホロライフル等の武器MODを交換する際はどうか気を付けて貰いたい。
何故なら交換品目を選んだ次は数量を指定するのだが、システム上交換可能な最大数から始まる為そのまま決定すると・・・。

要は手持ちのチップ殆ど消費して武器MOD一種類ばかり大量に手元に転がり込んできて頭を抱える事態になりやすい。繰り返すが筆者のようにならないで欲しい。

シエラマドラチップとキャップは大体は同じ価値を持っている。

完全に等価なのは食品と大半の薬品である。
1シエラマドラチップ = 1 キャップ

例外は、スティムパック、.308弾などである。
おそらく、スティムパックと.308弾は救済措置であろうと思われる。
25 シエラマドラチップ = スティムパック = 75 キャップ
60 シエラマドラチップ = .308弾 20発 = 80キャップ

また、服やたばこも微妙に交換レートが悪い。

ヴィラ、シエラ・マドレのいたる所に設置されてある自販機。
モハビにある自動販売機と違いSFチックな見た目となっている。
我々が想像している自動販売機と違い、実際のところシエラ・マドレのチップを「原材料」としていろいろな物を製造できるレプリケーターである。
最初は食品類しか無いが、ヴィラに散らばる販売コードを入手すれば銃器や弾薬などの商品が増えていく。

製造元はビッグ・エンプティ。
ヴィラの従業員や、ビッグ・エンプティの研究員のターミナルログを読むと話がつながる。
戦前にシンクレアが世界の技術フェアでこれを見つけたのが発端。
すぐさまビッグ・エンプティの開発者に連絡をとり、核戦争が起きた際にヴィラにいる人が生存できるように食糧供給元として自販機を用意したいと伝え大量発注を要求した。
シンクレアは破産してでもこの取引を成功させると意気込んでいたようで、無事に取引は完了したようだ。

実際の現場では戦前にヴィラの建築関係者が資材調達に使っていたが、あまりの便利さに驚いたとのこと。
あまりに便利すぎるので、戦後にはエリヤがこの自動販売機やホログラム使って世界の再構築を企んでいる。