カッコーズネスト

BigMTの南部にあるロケーション。自然洞窟の外側にガラクタが散らばっており、
複数の墓が並んで作られている。内部はロボトミー達のねぐらになっており、
トースターを祀る祭壇のようなものもある。

「カッコーの巣」は現代では死語のため、小説・映画『カッコーの巣の上で』の方が
連想されるところだが、もともとCuckooという言葉自体に頭のおかしい奴という
差別語としての用法があり、そこから転じて精神病院をこう呼ぶ事があった。
本作の文化のモデルとなっている1940～1950年代ごろだと、精神科にかかる事は
すなわち閉鎖病棟に閉じ込められ電気ショックやロボトミー等で「処置」されるという
イメージが強く、人々の間に畏れがあった事もこうした差別的な呼び方を助長していた。