pip-boy

NCR一般人のキャスが、運び屋に「誰もがPip VATS持っているわけじゃない」というあたり、NCR領内でも相当にこのアイテムと戦闘アシスト機能は知られているようだ。

作中には登場しないが、強力なPip VATSを駆使して活躍する冒険野郎があちこちにいるのかもしれない、と夢も広がる。

エリヤはpip-boy向けに電波を発信し、pip-boy頼りで行動を決めてしまう愚か者や好奇心を持つ者をバンカーまで誘導していたとのこと（ >>4 で言われる「こればっかり頼ると～」というのはエリヤも似たようなこととして、「これは戦前では松葉杖のように使われていたレベルのもの」、「全てをpip-boy任せにして脳が鈍る」みたいなことを発言していたりする）。

他にも各DLCの情報についてはゲームシステムだけではなく物語的にもpip-boyに電波が飛んで受信してクエストマーカーにポイントを提示しているように描写されている。（もしかするとクエスト表示も、周囲の状況を判断して「何をすればよいのか」を提示しているのかもしれない。Vault11に入って軽く調べた際にmiscに現れるメッセージは近いものがある。）

ラジオとか無線も勝手に受信して気になるように仕向けさせることも含め、好奇心を持つものに対して誘蛾灯みたいな使われ方（エリヤはこれを個人による脆弱性と評している）もされてしまう危険性があるのは確かと言える。

これを貰うまでの運び屋が（大多数のNPCも含めて）どうやって荷物管理を行っていたのか気になる所だが、遠く惑星ニルンことTESにも当然pip-boyが無いので・・・。
オブリビオンだとジャーナルというバインダーに各項目を書いた紙を挟んでメニュー画面として使用していたし、スカイリムだと素直にメニュー画面そのものになっている。

本作では一部のNPCに「こればっかり頼ると馬鹿になる」みたいな事を言われたりするので、あると超便利だが無ければ無いで何とかなるのかも知れない。

亜種にPimp-Boy 3000000000がある。

実はドック・ミッチェルの家を出る前に全体マップ画面を開くと、中央にドック・ミッチェルの家があるだけのまっさらな・・・ロケーションなしのキャピタルの地形図が表示される。

まあ本作自体Fallout3の派生作なので、データ残滓がたまたま残っていたのだろう。
家を出るとちゃんとモハビの地図に切り替わる。

シリーズでお馴染みの個人携帯型コンピュータ。
セーブロードやシステムオプション以外の大体の事をこなすメニュー画面代わりの役割を持つ。

本作ではドック・ミッチェルからポンっと貰って旅立つ事になる。