核オプション

マクソン「緊急か、リジー？」

タガーディ「エルダー、スクライブ・タカノの報告書を読みました。グラントとも議論を重ねましたが…」

マクソン「言ってみろ」

タガーディ「敵が多すぎます。この作戦は時間稼ぎにしかなりませんね」

マクソン「私を見捨てないだろうな？」

タガーディ「もちろんそんなことはありません。でももっと強力な何かが必要です。決定的なものが…」

マクソン「続けろ」

タガーディ「パトロール中の従者の1人が、核ミサイルサイロを見つけたんです。まだ使用可能なものです」

マクソン「何だと？お前もか、リジー。頭がどうかしたのか？周りを見てみろ。すべてを見るんだ。死、破壊、世界の終わり。すべては核爆弾のせいだ」

タガーディ「しかし、あの連中ときっぱり片をつけなければ、我々は全滅します。この大陸のすべての命が滅びるのです。タカノからそう聞いていませんか？」

マクソン「武器を使う時には、必ず理由がある。必ずだ。だが、核はどうだ？二度とごめんだ。すべての技術を隠しておくほうがましだ。わかったか？」

タガーディ「エルダー、分かりました」

マクソン「この話は、これで終わりだ。もう二度と話す気はない。マクソン、アウト」

ディファイアンス砦4階、タガーディの部屋に置かれているホロテープ。

核兵器の使用について、ロジャー・マクソンとエリザベス・タガーディの会話。ちなみに英語名は”The nuclear option”。