マージへのメッセージ

マージへのメッセージ1
「マージ。ずっと録音を続けている。いつか家に帰れることを信じて。グラフトンの外でB.O.S.の連中を見かけた。聞いたことがある。軍人たちの、厄介なカルト集団だ。彼らの戦闘を見て…思い出した…自分の部隊が、あんな風に活動するはずだった。驚きと畏れを感じた。レイダーに勝ち目はない。彼らの1人、ナイト・モレノに気づかれた。近づいてきた彼と話した。いいやつだ。聞かされた話を鵜呑みにはできないと思った。アンカレッジの機甲部隊にいたことを話したら、仕事があると言われたんだ。
　マージ、すまない。爆弾の後、移動したのはおそらく400マイル程度だ。この調子だと、テキサスには永遠に着けそうもない。必要なんだ…部隊が。居場所がいるんだ。B.O.S.が自分の居場所になりそうだ」

マージへのメッセージ2
「マージ。もう2週間が過ぎた。3平方メートルの個室、シャワー、電灯を与えられた…キャンプ・ベンチャーには電気があるんだ、マージ。もしシニア・ナイトと訓練がなければ、人間性を取り戻せるところだ。基礎は昔終わらせているし、ちょっとは落ち着けそうだと思う…だが…ウィルソンはアーミー・レンジャー、いや元レンジャーかな。与えられる訓練も、過去のものだ。だが、痛めつけられてくたばるたびに、最初に51Bに戻ったような気持ちになる。
　ナイト、パラディン、ローマ帝国のグランド・プーバー、自分を好きなように呼んでいい。私のパワーアーマーを持っていくな。彼らは訓練を急いでいる。スーパーミュータントと大規模な戦闘中だ。よし。この攻撃性を解放しなくてはならない」

キャンプ・ベンチャーにあるホロテープで、「マージへのメッセージ1」と「マージへのメッセージ2」の2種類が存在する。一緒にベッドの下に置いてある。

後にB.O.S.ナイトとなった”テックス”・ロジャースが妻に宛てたメッセージが収録されている。