パイ・カッパ・ミュー・ギリシャ文字クラブ

実は戦後の混乱を記録した「モーガンタウンの歴史2巻」に
「カッパなんとかクラブ」（聞き直したら微妙に違ってました）とぼかされているがこのグループの事とされる内容が記録されている
それによると他の小規模なグリークハウスを吸収して大きな集団へと成長していったようで
ただ人が集まって騒ぐだけでなくそこそこ統制が取れてたようだ。
…ハウス内の惨状を見る限りではとても信じられないが

ここの本拠地であるパイ・ハウス、近くでログアウトしてここから再開すると、ロード直後には入口が入れないタイプの廃屋のそれになっており、扉やパーティのポスターがない状態で始まる（ことがある）。
しばらく待っていると、入り口の上に赤い扉が浮き上がるように表示される。
要するに、元からあった建物のデータの上に差分データで扉やポスターを後付けしていると推測できるのだが、始めて見るとただのボロ家だったハウスにいきなりパーティ会場が現れるみたいで、ちょっと楽しい。

イトペトが真面目で成績優秀ながら日陰者が集うサークルに対して、こちらは所謂ウェーイ！な方達のサークル。

どうやらヌカシャインをクラブ入会の儀式に使用していたらしく、パイ・ハウスの地下には飲むことを要求された学生2人の遺体が転がっている。ホロテープによれば、一人はこっそりと捨てたらしいが、飲んだもう一人は酷いことになったらしい。
彼らはボロボロの骨ノコギリと一緒に閉じ込められ、最終的にヌカシャインを飲むのを回避した方が邪悪な欲求に屈してしまったようだ。

モーガンタウンにあるパイ・ハウスで日夜イタズラとパーティーに明け暮れていたらしき大学生の集団。

この組織はいわゆる「グリークハウス」「フラタニティ」と呼ばれるVault-Tec大学内の社交クラブだったようだ（解説をすると長くなるので詳しくは各人で調べて欲しい）。
しかしながら前述の通りパーティーとイタズラ（Vault-Tec大学のVaultボーイ像の頭を盗むなどしていた）に明け暮れる集団であったため、Vault-Tec大学から拠点としていたパイ・ハウスからの立ち退きを命じられていた。

イトペト（イータ・プサイ・エプシロン・タウ・ギリシャ文字クラブ）をライバル視していたらしく、彼らを襲撃をする予定を立てていたらしい。しかし、「ヌカコーラでできた密造酒」の話を聞きつけ、襲撃を取りやめようとしている様子がターミナルの記録から伺える。

リーダーと思われるのはテッド・ドーフマン。ターミナルの記録を見る限りメールを中々読まない人物だったらしく、学友から推薦の手紙を頼まれたのもすっぽかし、フォローに入った他のメンバーが呆れてクラブから抜けた様子がターミナルに書かれている。