エージェント・モチョウ

コードネームの「モチョウ」は漢字で莫愁と書く。中国の南京には莫愁湖という湖があるが、これは莫愁なる娘に関する民間伝承に由来している。この伝承はいくつかの異なる形で語られるが、よく知られる内容はおおむね以下のものである。
「南斉の時代、洛陽の貧しい家柄に生まれた莫愁は何でもよくこなす才色兼備の娘で、父の死後には南京の裕福な商人に娶られ、幸せな家庭を築いた。周囲の人々からも「うれいなし」を意味する名の通りの人だと慕われた。
彼女は故郷から持ってきた牡丹の花を栽培し見事に咲かせていたのだが、この話を聞いて訪れた梁武帝が彼女の美貌に見惚れ、夫を徴兵した後に毒殺し、彼女を妾として手に入れようと試みた。莫愁は嘆き、梁武帝を憎み、これを受け入れることなく湖に身を投げたのだった。」

また、武俠小説『神鵰剣俠』にも李莫愁なる登場人物がある。

ファウンデーション側のメインクエスト「Invisible Ties」に登場する中国人のグール女性。
ジェンの母親であり、中国軍ステルスアーマーを装備している。
上記クエスト中はザ・ディープの奥にある補助制御室にいる。
彼女が何をしていたのかは上記クエスト中で語られる。

上記クエスト中での選択肢により彼女の処遇が決まる。
処刑しない場合、「Secrets Revealed」終了後にファウンダーズ・ホールのジェンの部屋に住み着く。
この時は洗濯されたグリーンのドレスを着ており、会話はできないがインタラクトすると台詞を喋る。