オハイオ川

ピットといえば入植者たちの話の通り相当ヤバイ場所であり、最終戦争から200年経った時代（Fallout3）でも入水すれば即死するような高放射能地帯である。しかしそんな場所から流れてきたにもかかわらず、アパラチアのオハイオ川はいたって普通の汚れた水である。ウエストバージニアとピッツバーグの距離は100kmもないはずなのだが。
この事については今後明らかになることだろう。
余談だが現実のオハイオ川は国内トップ20に入るほど水質汚染がひどいようで、釣った魚を食べるのは危険だそうな。

またこの川は奴隷にとって大きな意味があった。ウエストバージニア州（当時はバージニア州）、ケンタッキー州は所謂「奴隷州」と呼ばれ、奴隷制を認めていた州であった。一方で川の北にある州は奴隷制を廃止した「自由州」であり、オハイオ川がその境界となっていた。
そのためこの川を越えることは奴隷にとって悲願であり、彼らの脱出を支援したのが地下鉄道という秘密結社であった。英語名はアンダーグラウンド・レールロード、未来で人造人間を解放する活動を行っていた「レールロード」の元ネタである。