イニシエイト・レディン

101のアイツに新兵募集は無いのかと聞かれたサラ・リオンズは今抱えている徴用兵の練度の低さを語り、レディンが良い例だと酷評している。
しかしいざ戦死してしまうと部下共々消沈し、流石の101も「レディンの事は気の毒に思う・・・」と選択肢で声を掛ける事も出来る。

死が日常のウェイストランドに慣れると忘れそうになるが。
生きていれば憎まれ口の一つも叩けるが、死んでしまえば悔やむ事しか出来ないのだ。

尚、ヘルメットの下の髪型は女性ながらかなり短くした丸坊主である。

これだけ言うとギャグっぽいが、現実の兵士がガスマスク着用の為髭を剃るのと同じでヘルメット着用の邪魔にならないようにわざわざ剃ったのかも知れない。
やはり上記のように意気込んだ結果だと思うと余計切ない。

元は部外者の地元住民の出で正規兵じゃない一訓練生と言う身分なのに
精鋭部隊「リオンズ・プライド」のセンチネル・リオンズの作戦に同行している上
同部隊のベテラン兵士、パラディン・バルガスの元で指導を受けていた
（バルガスも彼女の戦死についてはとても心を痛めていた）

さらに要塞のターミナルを見れば諸事情で中止になったとは言え
個人での葬儀を行う予定もあったようだ
（同クエストに死体で登場するもう1人のイニシエイト・ジェニングスについては全く触れられていない）

以上の扱いを見るにBOS上層部からかなり目をかけられていた様子
生き残ってさえいればもしかしたら101のアイツと同じく
リオンズ・プライドの新兵に抜擢されていたのかもしれない

ちなみに殉職によってパラディンに特進している
（GNRでのサラとバルガスの会話から）

DCでBOSと初遭遇するイベントにおいて、サラ・リオンズ率いる一団に所属しているパワーアーマーに身を包んだ名有りのイニシエイト。
キャピタルのウェイストランド人から徴用された新兵なのだが、訓練課程をまだ十分には終えていないにも関わらず、人員不足から実戦に参加させられている。

道中のスパミュ掃討作戦で共闘することとなり、アーリントン小学校を抜けてG.N.R.ビルプラザ前の広場まで進んでいくこととなる。
ウェイストランド人兵が今一つ正規兵たちに頼りにされていない現状を憂いており、自分たちでもやれば出来ることを証明しようと意気込むが…。

ビルプラザ前の防衛線がひと段落したかと思われたその時、突如出現するスーパーミュータント・ベヒモス。
ベヒモスが殴り飛ばしたバスに巻き込まれ、壮絶な戦死を遂げる。

「レディーーーン！」

物凄く分かりやすい死亡フラグ、派手な死に様、死亡時に悲痛に名前を叫ばれる優遇演出、この最期を演出させるためにわざわざ不死属性まで付けられており、何かと印象に残った101のアイツも多いのではなかろうか。