レンジャー・セコイア

　一発のダメージは62、DPSは104(CowboyやBloody messなどのPerkを取っていると89、210)、WGは4で、クリティカル倍率は1.5倍、価値は1200キャップで、WGは4である。ハンドロード弾やホローポイント弾を装填すると威力は優に100を超えるため片手武器の中でも屈指の威力である。しかし弾薬は.45-70弾とあって要求Strengthは6と高めである

　このHonorary Sidearmを所持しているNCRベテランレンジャーは、運び屋が何らかの理由でNCRのShitlistに乗ってしまった時に現れる処刑部隊"Execution Squad"に混じって出現することがあり、真正面から射殺して剥ぎ取ることができる。当然盗品属性も付かない。ただし運び屋のレベルが40以上だと武装が強化されて所持していなかったり、20以下でも所持していないことがある

　個人的に善人RP、NCR寄りのプレイをするときには、長年の功績と卓越した能力・勇猛心への誉れとして贈られるこのリボルバーを、彼ら以外の人間が扱うことは道義的とは言えないように感じるし、そういう観念に付き纏われるようになってからはレンジャー・セコイアを選択肢に入れることはなくなった
　逆にリージョンの一人としてクエストを薦めたり、悪人として大手を振ってウェイストランドを闊歩する時は、この銃でNCRを殲滅していくのはまた異なる愉しみに浸ることができるので、RPによって華を添えてくれる文字通りのシグネチャーウェポンと言える。NVの好きなところはこういうところ

セコイアはアメリカに自生する針葉樹の事で、樹齢千年ともなると写真におさめるのも一苦労な大きさとなる。
今日まで過酷な任務を生き延び、酸いも甘いも噛み分けながら戦い続けたベテランレンジャーたちはNCR上層部にとっても彼らの部下にとってもこの木のように大きく頼れる存在なのだろう。
この銃がスリ取れないからと言って「せこいわ…レンジャーせこいわぁ……」などとアホな呪詛を吐いてはいけないのだ。

…え、誰もそんな事言わない？
うーん、メェンタァス……。

ベテランレンジャーがたまに持っているので、厳密には一点物ではなかったりする。

複数欲しいならスリや彼らの死体から手に入れるのが楽だが、スリは成功率が厳しく、キャンプに引っ込んでいるベテラン達がプレイヤー以外と戦闘する機会は0に等しい。

サンドマンやドラム缶キルを駆使といいだろう。

レンジャー・セコイアはNCRベテランレンジャーかチーフ・ハンロンから手に入れるしかないが、NewVegasではNPCが装備中の武器をスリ取る事ができない。
さりとて殺そうとすれば悪評が立ち、NCRを敵に回す事になる…。
ではどうすれば、穏便にレンジャー・セコイアを手に入れられるのか？


1.Return to Senderでチーフ・ハンロンを自殺させるとドロップするので盗む。

2.ステルス状態で暗殺する。モブのNCRベテランレンジャーならともかく、チーフ・ハンロンの暗殺はReturn to Senderの失敗に繋がるので注意。

3.弾丸をスったり他の武器をスリ渡した後にエリア移動を行い、レンジャー・セコイアが装備から外されているのを確認して改めてスリ。ただしスリ確率は低い。

4.武器を外して1回だけNPCにパンチし、武器を抜いたところでVATSでレンジャー・セコイアに集中攻撃して叩き落とす。
人間NPCは攻撃されると通常は死ぬまで反撃してくるが、誤射1回だけなら武器をしまう(戦闘態勢をやめる)事で怒りを鎮めてくれる。さらにNPCを殺害しない限りは誤射でも悪評を獲得する事が無く、NCRと良好な関係を築きつつレンジャー・セコイアが欲しいのならおすすめの選択肢。

5.そもそもNCR敵対ルートを邁進するのであれば正面から奪い取れる。ヒャアがまんできねぇ強盗殺人だ！

チーフ・ハンロンもレンジャーたちのリーダーとしてこの銃を大事に所持している
しかしながら手にしているその銃が使われる場面は切なく哀しい時でもある

NCRベテランレンジャーが時折所持しているリボルバー。使用弾薬は.45-70 Gov't。同じ弾薬を利用するリボルバーとしては最強格のDAMを誇る。
一方で通常のハンティングリボルバーと比べCNDが低めのため、多用しているとすぐに壊れる。Jury Riggingを取得して安いリボルバーで修復できるようにするか、もともとの価値がハンティングリボルバーの半分以下と低いのでいっそコスト覚悟で修理屋に頼む手もある。


ハンティングリボルバーに類似しているが、スコープがない点と、全体的に黒いフレームに枝葉のエングレーブが施されている点が異なる。"20 YEARS" "AGAINST ALL TYRANTS(全ての暴君に相対した)"、”FOR HONORABLE SERVICE(名誉の軍歴に対して)"、という文字が各所に刻まれており、グリップに単頭の熊が描かれているところを見ると、勤続20年のベテランレンジャーに恩賞として与えられるもののようだ。
なぜグリップの熊が双頭（NCR国旗）ではなく単頭なのかについては諸説あるが、もともとレンジャー部隊の隊章は単頭の熊でグリップの図柄と同一のものであり、レンジャーに配られるものとしては不自然ではない。