Q-35マターモジュレータ

Falloutシリーズのプラズマライフルは大まかに分けてウィンチェスターP94
（本作におけるプラズマキャスター）と、Fallout3以降で登場している
新型プラズマライフルがある。本武器は前者から後者への置換を勧めていた米陸軍に対し、
レプコン社がプロジェクトSEMELEとして改良版を試作開発していたもの。
ポセイドンエネルギーから盗んだ図面やデータ等を元に改良していたようだ。

34回の失敗に次ぐ失敗の末にやっと実射可能な物が出来上がったが、
軍用品としては耐久性が低いという難点もあった。プロトタイプ輸送の手続き中に
グレートウォーが勃発した為、未だにレプコン本社にあるが、ポセイドンエネルギーと
共謀し、輸送中にプロトタイプを盗む事を企てている者も社内に居たようである。

ネーミングの元ネタは『ルーニー・テューンズ』に登場する火星人の
マービン・ザ・マーシャンが理不尽な理由で地球を破壊する為に用いようとする武器が
毎回「イリジウムQ-36」「PU（プルトニウム）-36」「ウラニウムQ-36」と、
○-36というネーミングになっている事から。毎回誰かしらに阻止され失敗するのが
お約束になっており、成功しないプロジェクトという含みがあるようだ。

火力が落ちてる、といってもセル1個に対する火力はこちらがずっと上。そもそもそこまで下というわけじゃない。

連射性能で見ると圧倒的にこちらが上、耐久も弾速も向上、クリティカルダメージも大きく上がってるのでクリティカルビルドだと燃費だけじゃなくダメージでもこちらのほうが上回る。
耐久が上がってるということはMAXチャージを運用しやすくなってるということでもあるので下手な運用をしない限りはこちらのほうがずっと使いやすいかと。

レプコン社本部で入手可能なユニークプラズマライフル。入り口右側の奥にあるロックVERY HARDのドアの向こう側にあるが、上階から入れるため実際はロックピック50もあれば取ることが出来る。雑誌があればかなり序盤でも入手可能。
ただレプコン社本部は探索がかなり面倒なロケーションなため、事前準備無しで行くと手こずる可能性が高い。

性能は消費セルが1に減少し、威力が下がった代わりにレートを大幅に高めたといった所。消費セルを増やし威力を上げたAER14とは対照的な感じだが、こちらは耐久性の高さもエナジー兵器の中でトップクラスに上がっており運用のハードルがかなり低い。また弾速がプラズマとは思えないレベルで速く、実弾武器に近い使用感となっている。
ただ威力の低さはやはりネックで、DLC武器と比べると力不足感は否めない。オーバーチャージやマックスチャージを使い始めると燃費の恩恵も薄くなるため、総じて序盤、中盤にあると助かるといったポジションの武器。