NCR兵アーマー

モデルになっているのはWW1の頃に米・英軍等で使われていた装備。
WW1が始まった頃、頭に被るのは布製の帽子しかなかったり、充分な性能を有していない
ヘルメットを使用していた国が多く、塹壕内に居る時に爆弾の破片が頭に直撃して
重傷・死亡する兵士が相次いだ事で各国大慌てでヘルメットを開発・支給する事になった。
そんな中でコスパを重視し、鉄板を曲げただけで作れるお椀型を採用したのが米英である。
当初は脱げやすい、反射で位置がモロバレ、ダサいなど様々な不満点があったようだが、
最後以外はモデルチェンジで改善されていき兵士たちの頭を守るお役目を充分に果たした
（余談だが逆にカッコイイと評判だったのが仏や独で、後にいろいろな国に模倣された）。

Fallout世界の戦前米軍では普通にWW2以降風の装備が採用されていたようだが、
NCRの場合はそれよりも少し前の装備を採用している、というイメージのようである。
ちょうど世界観のモデルになっている1940年代初頭から急速に置換が進んだものの為、
それよりもちょっと前程度のものなら（質を問わなければ）作れる工業力が
現在のNCR本国にはある…という事なのかもしれない。

上記の通り外見が多少異なるバリエーションが存在するが
防御力はNCR兵の作業衣を除いて全て同じ
NCR-マントルアーマー
左肩に迷彩柄のマント、ウエストポーチを2つ取り付けたモデル

NCR-弾帯アーマー
弾帯が左肩から斜めに一周巻き付けてある

NCR兵の作業衣
胸部アーマーを取り外しウエストポーチ2つを取り付けたモデル
唯一の軽装でDTは低めの2だが重量は26と中装並の重さがある

NCR憲兵アーマー
胸部アーマーが無くウエストポーチ2つとMPの腕章が付いている

NCR-フェイスラップアーマー
鼻先まで布ですっぽり覆われウエストポーチが2つ付いている