.50口径弾

モデルの.50BMG弾は根底に対戦車ライフル弾の設計が活かされているため威力、弾速、射程の全てにおいて優秀な性能を持ち、なおかつ反動や使う銃器の重さも許容範囲に収まる実用性も高い弾薬となっている。これ以上強力になると途端に扱いづらくなるため、事実上の人間が扱える最強クラスの弾薬でもある。
第二次大戦中は対戦車用に15mmから20mmクラスが隆盛の真っ只中にあったが、人間では扱い辛すぎる上に戦車にも通用しないと分かるや否や急速に衰退して、結果的に戦間期に生まれたこの弾薬が生き残る事となった。
ちなみにアメリカは.50口径弾を置き換える目的で.60口径弾を研究していたが、あまりに強力過ぎたためネックアップして20mm機関砲弾へ転用している。

マッチ弾、AP弾に加えて榴弾による爆破もできる優等生。この多様性が、アンチマテリアルライフルをより素晴らしい武器に仕上げてくれる。

焼夷弾は、VATSで対象に取るだけで炎上を起こすというバグがあり、修正されている。

具体的にどこで見たのか失念して申し訳ないが、PS3版をプレイしていた当時に「.50口径マシンガン弾」の表記があり「こんなの連射する兵器もあるのか」と慄いた記憶がある。
その後は見た覚えがないので恐らくはDLC無し版の方か。

確かに現実にはブローニングM2等で使用されるような弾薬だが、幸か不幸か非公式MODでもない限り登場はしていない。