- tandi
コメント一覧(6)
- 古い順
- 新着順
- 末コメへ
NCRの偉大なる母。小さな村に過ぎなかったシェイディサンズをその活力で町へ、そして国へと築き上げて行った手腕はFalloutにおける政治家の中でもトップクラスに有能な人物であろう。
しかし同時に、この偉大なる母を失った後のNCRは政治家の汚職が横行したり、民主主義故の欠点が表に現れたりと徐々に斜陽に立たされつつあるのが国民からも感じ取られているようであり要約すると『タンディがいた頃のNCRはいい場所だったのに』と言う内容の愚痴を漏らす声がNCRから来た人物からゲーム内でもよく聞かされるのが印象的。
作中では既に亡くなっているのでその情報は断片的であるが、国民達から良く愛されていた名大統領だったのがよく感じ取れる。
初代Fallout:ゲーム開始時
16歳という年齢に加え村長の娘という保護される立場故仕方ないのだがまだまだ甘い部分も持っており、平和だが退屈な村を出て外の世界を見たいと思っている。
ただ流石に一人で出る程の能力は無いという自覚はあるし、一緒に行くという人も居ない、なによりタンディ自身に何かあったら父アラデシュは心臓発作を起こすだろうと語る。
初代Fallout:結末
ラッドスコルピオン討伐クエストの後にカーンズに誘拐されるのだが、Vaultの住人によって説得か身柄買い戻し、もしくは暴力手段によって救出される。救出後に結婚を申し込む事も出来るのだが、こちらの性別で反応は異なるものの当然というか断られてしまう。
その後は父アラデシュと共にNCRを立ち上げ牽引していく事になる。どちらかだけ死亡してもシェイディサンズはグッドエンドだが、双方生存が正史のようだ。
Fallout2:
96歳という老婆となって尚現役でNCR大統領を務め、選ばれし者と面会も可能。
カーンズに占拠されたVault15の解放や父アラデシュが探したVault13の捜索を依頼される。
流石に年齢が年齢なので政治家としての強かさも持つが、カーンズのスパイが議会に潜り込んでいるという証拠を提示され動揺を隠せない場面も。
ちなみに息子が居るのだが、とてもじゃないが後を継げないレベルのろくでなしだったり。
80年の開きがある二作に跨って登場する為、容姿の変わりようも激しい。
16歳の時点では黒髪短髪にちょっと日焼けした位の肌と、当時のキャラデザの中では割と可愛い部類。ただ比較対象が緑モヒカンやスキンヘッド後頭部おさげ等と結構強烈なので・・・。
一方の96歳だと、その年じゃ仕方ないと思える程のお婆ちゃんになっている。
しかしそれでも現役で大統領職をやってのける手腕とエネルギーの持ち主。
2145年生まれ、初代Falloutでの登場が2161年の16歳。
Fallout2時点で2241年で96歳。
没したのが2248年の何と103歳。
大統領在任期間は52年。
グールではなく人間だという事を考慮すると結構凄いのではないだろうか。
ちなみに初代Falloutにてカーンズに誘拐された際、金銭で身柄を買い戻す(身代金を払う)という方法が選択肢にあるのは記述した通り。
しかしその方法というのがよりによって、アイテム扱いとして実際に取引画面が開いてやりとりをするという事になる。勿論買い戻すという意思を選択肢で提示した時の話。
Barterスキルによって大分価格も変動するが、先に本作をプレイしているとスキル雑誌が欲しくなってしまうかも知れない。