用意された台本

　　　社外秘

記録者：人事部ニコ・M。政府契約
#00A4K010用ロブコ実験タレット、バースト試験#37。
出席者：研究主任Dr.ドロシア・ディアス、設計者グレッグ・ゴールドシュタイン、インターン生ジーナ・ベイリー。Dr.ドロシア・ディアスに対する苦情0106に準拠する

Dr.ドロシア・ディアス：ばかばかしい！設計は完璧なんだから、欠陥は部品かグレッグの組み立て方のどちらかにある。それを見つけるだけ。難しいことじゃないはずよ！

グレッグ・ゴールドシュタイン：えーと…でも、実際設計にも不具合はありましたよ…忘れましたか？あの…過負荷出力の問題を。ジーナ、報告書はDr.ディアスにも送ったんだろう？

ジーナ・ベイリー：はい、見つけた不具合はDr.ディアスにも伝えました。Dr.は出荷可能と判断し、その件を終わりにしました。その確認書を送った時、彼女が正しいだろうと言ったのはあなたですよ、グレッグ

グレッグ：あ、あれは…

ディアス：試験開始！

グレッグ：な…何も起こらない。あっ、うーん…そうかな？いや…うーむ

音声とタレットログがタレットが射撃を開始したことを示す

ディアス：やった！すばらしいわ！

グレッグ：うわっ！ああ、危なかった…もう少しで…撃たれるところだったぞ！

ディアス：大丈夫よ！騒がないで！防弾ガラスの後ろにいるじゃないの！どうして今まで作動しなかったのかしら？また、誰かが何かやらかしたの？ジーナ！何があったの？

ジーナ：プラグが抜けていました

ディアス：オーケー！試験完了。次に進みましょう、私は他に仕事があるの。次はちゃんとプラグを確認してちょうだいね！さあ、次よ！

（音声終了）

ロブコ研究センター内部に落ちているメモ。

ここに登場する3人の脳はメモの隣にあるロボブレインの候補となる（Duty Calls）。