メル

ビッシュ社の元従業員。現在はハーパーズ・フェリーのトンネルで白骨死体になっている。

戦前は新しい暗号解読システムを理解しない同僚に手を焼いていた。戦後トンネル内部に侵入してきたストラングラーのツタを駆除するための薬品づくりに着手するも失敗。研究室で実験したように見せかけ、保管庫にあった工業用除草剤を水道システムに流すことで面目を保った。
何も知らない同僚からはメルを天才だと褒め称え、本人も気を良くしていた。だがツタが耐性を持ち始めたことで流す除草剤の量を徐々に増やした結果、水道は汚染され、水を飲んだ同僚たちは次々と倒れていった。1人残されたメルはメモ「認めよう」で経緯と自らの過ちを告白。そのまま息絶えた。

時は流れ2104年、ラフマーニとレジデントはメルのメモと除草剤を発見し、遺言どおりすべての除草剤を水道システムに流すことでツタを弱らせることに成功している。

なおFallout3とFallout4にも同じ名前の人物が登場しているが、まったくの別人である。