サイモン・グラッドウェル

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2.名無しさん2020年10月05日 23時47分

曲路の宮殿の指導者であるサイラスは、サイモン・グラッドウェルが商業主義に走り過ぎることについて懸念を示していたものの、基本的には宮殿の財政状況を劇的に改善してくれた彼に対し感謝の意を示していた模様。

一方でサイモンの方はというと、当初はサイラスに対し尊敬の意を示していたが、英語版の「サイモン・グラッドウェルのターミナル」でサイラスのことを途中から「Idiot」と呼ぶようになったりと、宮殿での事業が成功するにつれて、かなりぞんざいに扱うようになっていったようだ。

なお、これまでの記述だと新興宗教を利用して儲けを企むサイモンばかりが悪人のように見えるが、宮殿の指導者であるサイラスの方もなかなかの人物である。
例えば、曲路の宮殿で使用されていた「精神のお香」であるが、お香を循環させる換気炉システムの導入こそサイモン・グラッドウェルが主導で行っていたものの、肝心の「精神のお香」の中身についてはサイモンは何も知らなかったらしい。おそらくはサイラスの作なのだろう。
精神のお香」の効能、そして曲路の宮殿の人々が最終戦争後に迎えた最後などを思えば、果たしてサイラスがサイモンに一方的に利用されるだけの存在であったかどうかは甚だ疑わしいような気もする。

1.名無しさん2020年10月05日 23時34分

曲路の宮殿で経理を勤めていた男。
彼の変遷についてはぜひ項目「サイモン・グラッドウェルのターミナル」を参照していただきたい。

ざっくり言うと、彼は事業にも家生活にも失敗し、打ちひしがれてしまったビジネスマンだった。曲路の宮殿にはそんな自分に対する救いを求めてやってきたようだ。
しばらくは宮殿の指導者であるサイラスの下で真面目に悟りへの道を歩もうと頑張っていたようだが、ある時から(おそらく親切心で)ビジネスマンとしての経験を活かし、曲路の宮殿の知名度の向上と財政の改善のための企画を提案するようになる。

これが大当たりしてしまい、彼はみるみるうちにビジネスマンとしての自信を取り戻してしまった。あれほど欲していた悟りすらも「必要なんだろうか?」と思い始めるようになる。
挙げ句、指導者であるサイラスをも蔑ろにして独断で企画を通すようにまでなるが、それすらも大成功してしまう。

クリスマスも予約が一杯になった曲路の宮殿を見て、彼は日記にこう記した。
「これぞ、悟りだ」

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