ウォードの日誌

人は変われる。
でも戦争はなくならない。

ファウンデーションに初めてたどり着いた時、俺はレイダーだった過去を隠していた。自分のしてきたことが恥ずかしかった。新しいコミュニティに罰せられるんじゃないかと怯えていた。何より、自分は罰せられるべき存在なんじゃないかと思えて怖かった。そんな時、Dr.ブライス・ジェイハートが書いた「最悪の自分を超えろ」という古い本を見つけたんだ。人生が変わったよ

初めに、最悪の自分を皆の前で認めなきゃいけなかった。俺はレイダーだった過去を話した。絶対に追放されるか閉じ込められると思っていたけど、その代わりに彼らは許してくれた

2番目に、過去の最悪だった自分と比べて今日の自分がどれだけ良くなっているかを毎日書き留めた。瞑想のような作業だ

3番目に、気が落ち込んだり、自分や周囲をがっかりさせた時は、「俺はこんなもんじゃない」と繰り返し自分に言い聞かせた。実際、俺は腕にその言葉のタトゥーを入れた。皆に見えるようなところじゃないが、毎日自分の目に入るところにだ

毎日が戦いだったが、俺は毎日自分とファウンデーションがより良くなるように努力した。本当に、彼の全29回の自己啓発ワークショップシリーズに参加できれば良かったのになと思うよ。1回999ドルするだけの価値があるだろうから

ウォードの目の前に置かれているメモ。
多くの気概のある奴が一度は手に取ったであろう、彼の来歴が記された日誌。