レールロード

FO4で登場したデズデモーナがリーダーになったのは2277年12月に行われた投票の
結果であり、本作の時点ではピンキー・トンプソンなる人物だったらしい（後付だが）。
創設者であるアガムメノン、その死後リーダーを務めたワイアットに続く
3代目リーダーだったが、当時は何でも屋のトムも居なかったため装備も貧弱で、
「荷物」の移送成功率は50%ほどと、あまり褒められた状況ではなかったようである。
この現状について不満に思ったのがデズとキャリントンであり、前述の投票に繋がった。

ワッツの口ぶりでは人造人間だけでなく、人間の奴隷も対象にすべきという意見は
あるらしいが、奴隷商人どころか普通のレイダー相手ですら荷物を無事に
送り届けられない現状を踏まえると「今はそこまでは無理」という言葉の裏にある
台所事情が伺える。ピンカートンが酷評しているのもこういう実情からなのかもしれない。

Fo4に登場するレールロードエージェントであるディーコンによると60年前にキャピタル・ウェイストランドで創設された組織らしい。Fo3からだと50年前となる。
第三世代と呼ばれる人間そっくりのモデルがロールアウトしたのがその頃なので、設立時期に嘘がなければ「最新モデルが早速脱走し、遠く離れた首都に現れ、それを受けて保護活動を行う組織が立ち上がっている」という驚きのスピード感である。

レールロードの活動拠点はFo3の舞台である2378年の時点では既に連邦の方に移っているため、キャピタル・ウェイストランドにいるメンバーは名誉会員くらいの関わりしかないと思われる。

サブクエスト「The Replicated Man」にて、101のアイツに接触してくるヴィクトリア・ワッツが所属していると称する謎の組織。

連邦から来たDr.ジマーが連れている人造人間らを解放するという目的のために活動しているらしく、キャピタルにもエージェントが派遣されているという。
ワッツもその一人であり、他にも身分を隠したメンバーや協力者が潜伏しているが、キャピタル・ウェイストランドでの影響力はそれほどでもないらしく、現在は同地の混乱の悪化もあって活動をほぼ休止している状態の模様。

一方、ホラス・ピンカートンからは「偽善者の集まり」と評されるなど、存在を知る部外者からは余り良い印象を抱かれていない。
同クエスト以外で深く関わることもなく、その正体は不明。