パワーアーマー

内部データにおいて装備品のフラグのチェック欄に「パワーアーマーか否か」の項目がある。
勿論パワーアーマーであれば全てチェックが入っている。

極端な話、GECK等でチェックを外せばPerk抜きで装備は可能ということになる。

恐らくはVault101前の道路でランダム出現するアウトキャストを始末するのが最短の入手経路だと思われる（筆者は初めて出た時点ですぐそこに居てビビった）。
大抵はボロボロだし、DLCで訓練するならその過程でもっと良い物が手に入るのでほぼ無意味だが。

※T-45パワーアーマーとしての解説

パワーアーマーとしては試作型にあたり、「装甲がただの鋼板で後継型に比べると耐久性が明らかに劣る」「ハイテク兵器としての心臓部である電子機器や制御機構が外部に露出」「排熱機構が不十分」などといった欠点も多かったとされる
そのため、実戦投入当初こそ当時の主戦場であった中国本土にて多大な戦果を挙げるも、ほどなく中国側にも弱点が知れ渡り、対抗兵器であるステルスアーマーなどによって撃破・損耗が増え、急速に後継型のT-51に取って替わられた
その後はアメリカ本土にて防衛隊や州軍へのお下がりに回されるなどして一線を退くが、それ故に戦後ウェイストランドにて見つかるパワーアーマーも本種が中心となった

上にもある「着用に高度な技能を要する」という設定と「子供やサムライでさえスリ渡しであっさり着てしまう」というゲーム上の仕様がとにかく悲劇的なレベルで噛み合っていない。
システム的な要素を抜きにしても、あの知性のかけらもないレイダー達ですらエンクレイヴのアーマーを偶に奪って装備しているあたり、血の汗を流す訓練(パラディン・ガニー談)または最悪死ぬレベルの超リアルシミュレーションをこなさなければヘルメットすら被れないアイツはキャピタルで最もPAを着こなす才能に恵まれていない存在と思われる

トシロー・カゴのサムライアーマーなどユニークな防具品をスリするためや、よく敵に襲われたりする絶対に助けたい人を強化したりするときによく使われる。
(いかつい見た目のため、おしゃれではないが)

なお、一つの防具としての「パワーアーマー」は以下の通りの性能となる。

DR:40　WG:45　STR:+2　AGI:̠-2　放射能抵抗:+10

カラーリングもBoS紀章がある点も「B.O.S.パワーアーマー」と全く同じで、名前が違うだけの別アイテムでしかない。

4と違いこれを着た状態でも泳げる。

4と異なり衣装扱いであり、NPCはPerk無しで着られる。
ボロの状態でもそこらのアーマーよりDRが高いためスリ渡しをすれば大体着てくれる。
しかも従者マクソンなど子供NPCに渡すと子供サイズになる。

本作に限った話だが、総称以外に装備品そのものとしての無銘「パワーアーマー」「パワーヘルメット」が存在し、どちらもT-45を指す。
似たような見た目のB.O.S.パワーアーマーセットとの違いは肩等のエンブレムの有無とキャスディン護民官が引き取ってくれるかどうか。
無銘のこちらを持って行った方が良い。

なおDLC導入で着用可能タイミングが大幅に早くなり、場合によってはリベットシティ到着前にパワーアーマーで身を固めることが可能。

今作における最強の防具シリーズの総称。
戦前の技術で造られたハイテク兵器の最高峰とされるものの一つで、堅牢な装甲で敵弾と放射能から装着者を防護し、パワーアシスト機能で身体能力の強化を図る、いわゆる一種のパワードスーツ。
戦前の戦争においてさえ猛威を振るったその性能は、核戦争後の荒廃したウェイストランドにおいてもなお健在で、劣化した状態でも丸腰の人間にしてみれば脅威以外のナニモノでもない強力な防具である。
しかし、扱いには専用の訓練を受ける必要があり、その高性能と引き換えに誰でも簡単に扱える代物ではない。

運良く序盤で入手できても、その時の101のアイツでは当然装備など出来ず、メインクエストを進めて要塞に居るパラディン・ガニーから訓練を受けるまでは、インベントリを圧迫するだけの重量物にしかならない。
また、手に入れられるアーマーのほとんどが極限まで劣化したものばかりであるため、そのままではゴミのようなステータスしかない上に直ぐ壊れる。
訓練を受け、更に数を揃えて根気よくニコイチ修理を繰り返してCNDをMAXまで回復させて初めて、パワーアーマーは最強の防具となるのである。
このため、本作においてはパワーアーマーを本格的に運用できるようになることは、ストーリーの進行や自キャラの成長における一種の到達点となっている。

基本的にこのシリーズは、身体用の「〇〇パワーアーマー」と、それに対応する頭部用の「〇〇パワーヘルメット」によって構成されるセット装備となる。
ただし、一部には対応するパワーヘルメットが存在しないものもある。