監督官

シリーズを通してみた場合、問題なく200年もVaultを維持している辺り101はまだ良心的な監督官が揃っているようである。またVault-Tecの目的に反して外の世界との関わりを小さいながら持っていたことから、代を重ねるごとに監督官の世俗化？も進んでいた模様。
（余談だが扉を開けたばかりに滅んだVaultも数つかあるので、実は幸運or優れた監督官なのかもしれない）

監督官の選出方法について、後に登場したVault-Tec大学のような教育機関出身の純度100%Vault-Tec職員もいれば、Vault 114のように一般人だった例もあり一概には決まっておらず、実験目的に合わせて選定している。Dr.ブラウンもVault 112の目的に合致しているから112の監督官になったんだろう。多分。


他の作品の監督官は監督官(役職)を参照。Fallout 76の用語へのリンクはあるが、こちらはVault 76の監督官のページになっている。
余談だが彼女はVault 101の監督官になる予定だった。もし彼女が断らなければ、Fallout 3とFallout 76の二作品の運命は大きく変わっていたかもしれない。

各Vaultに必ず1名存在するとされている役職で、Vaultを統括する最高責任者。
Fallout3では主にVault101の監督官アルフォンス・アルモドバルか、その後継者となるアラン・マックを差す。

Vaultを管理する立場であり、住人たちからせっつかれるストレスフルであろうお仕事。かつてはVaultの非人道的な実験の片棒を担いでいたのだろうが、代を重ねた今ではその辺はかなり形骸化していそうだ。少なくとも上であげた二人は、わりかし普通のおじさんである。
権力を持ってしまった小市民と言うか、俗物と言うか。Vaultの維持を第一に考えすぎて、101のあの子或いはアイツを排斥するくらいしか問題点はない。……え？十分問題だから即10mm弾をブチ込んだ？………そう。

他所のVaultではどんな監督官がいたのかは断片的にしか分からない。だがFO4ではサイコパスなホームレスを監督官にしたVaultがあったりするので、どこもろくでもない人材だったのかもしれない。
その最たるものであるVault112はブラウン博士が監督官を務め、住人たちを暇潰しのオモチャにしてしまっているが。