サイコ

とにかく敵をぶっ殺したい101や、拷問大好きなレイダー達が愛用している。

作中で明言はされていないが、軍用の興奮剤という事で正体はアンフェタミンだとされている。
中枢神経に作用して集中力の増加などをもたらすが、耐性がついて効果が下がりやすく依存症の危険もある。

アメリカでは今も処方薬として手に入るが依存性の高さから取り扱いは厳しめ。処方薬が譲渡・転売される形で市中に流れており問題になっている。
作中でも様々な場所で見つかるのはその様な正規の手段で入手されたものと考えられる。
ゲーム的には利点はないが、現実ではオフィスワーカーが使う事もあるためオフィスなどでも見つかる事がある。この辺はメンタスと同様。

なお我が国ではメタンフェタミン共々覚醒剤と指定されている薬物の一つであり、医薬品として認可されていないため医療目的の処方もされない。
間違っても手に入れて使おうとかしない様に。

ダメージを25%上司させる戦前のアメリカ軍が開発したらしい薬物。

使用者は攻撃性が増すようだが、軍が使用していたということもあり多分違法薬物指定はされていなかったと思われるため、地下鉄の事務所机やオフィスビルのトイレの個室内でも白骨死体とともに落ちているのが度々見られる。
多分バファウトやメンタスと同じように民間でも手軽に使用できるものだったのだろう。
軍で使われたという経緯から現実世界の覚醒剤取締法成立以前の覚醒剤に近いのではないかと思われる。

ただし、過剰に摂取すると薬物中毒状態となり、さらにポーリー・カンテッリのような慢性的な中毒者が使用すると即死することもあるかなり危険な薬物であることは間違いないようだ。
ただし、主人公はバケモノであるためか過剰に摂取したとしても死ぬことはない。
使うべきシーンであるなら使うべきだろう。