- Vault112
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各ラウンジの前にあるモニターを調べると体温ゼロなのに呼吸と脈拍がある参加者がいる。
計器の故障でなければよほど高性能な生命維持装置が働いているのだろう。
要塞のVaultターミナルから閲覧できる記録によるとポッドの総数は80以上。
ジェームス親子が侵入した時はその十分の一しか稼働していないが、これはDr.ブラウンが過去に"フェイルセーフ"を実行した際にほとんどの住人の命が失われた為である。
推測されるこのVault 112の真の目的は「スタニスラウス・ブラウンという頭脳の永久保存」であり、他の被験者は彼の退屈を紛らわす為のゲストでしかないと思われる。
フェイルセーフ機構自体Dr.ブラウンが頼まなければ組み込まれる事は無かったという事実がこの仮説を補強する。
全体マップ上では南西の端の方にありスミスケーシーのガレージという名前で登録される。
住人が少人数であり中で動き回る事も想定されていないのでガレージの地下なんていう極めて省スペースに収まるVaultになっている。
ブラウン博士以外は平和なシミュレーション世界に引き籠もって永遠に過ごすつもりだったようだが、変わらない顔ぶれで平穏に過ごすなんてのは緩慢な自殺でしかない。
延々とヤラレ役をやらされる代わりに定期的に記憶のリセットがある住人達と、やりたい放題な代わりに監督官を兼ねてるが故に自我が連続しているブラウン博士と、どちらがより辛いのかは考えさせられる。
「ブラウンに騙された」と言ってる他の方々もここにいる時点で碌でもない事に関わっていたはずなので、ブラウン博士だけを孤独に落とすのは不公平な裁定になるかもしれない。
被験者達は永遠に覚めない悪夢を見させられていると言えるが、ブラウン曰く彼らは本当はわかっているとのこと
そう考えるとあの穏やかな雰囲気の町並みや住人の不自然な程明るい態度に余計何か恐ろしいものを感じる
さんざん間違えられているがシュミレータではなくシミュレータである
Vault 111は親子が分かれる場所、Vault 112は親子が再会する場所である
冷凍睡眠装置と聞いてピンときたブルーがいるかもしれないが
シュミレーター内の人々は200年以上ポッドに入りっぱなしな為、住人の体は脳以外死んでる状態にあるとされる。
これは長期間シュミレーターにつなげるための措置だと思われるが、名前が名前だけに112に置かれた設備とも関係がある可能性は否定できない。
尚この睡眠装置、やたらに頑丈で銃を持ちだして撃ちまくってもカプセルに銃痕がつくだけで何もできないという謎の耐久性を誇っておりVaultの他の設備の殆どが作中でも稼働中であり受付のロボブレインまでもが不死属性持ちだったりする。
又このVaultは最終戦争が発生した2年前である2075年に扉が閉じられたとの情報があり、
これが確かならば、おそらく一番早く扉が締められたVaultという事になるであろう。
本作にて登場する戦前のVault-Tecの科学者にしてテラフォーミング装置G.E.C.K.を作り出した
魔術師と称されるほどの天才、スタニスラウス・ブラウン博士の個人研究施設として作られたVault。
設置場所はキャピタルウェイストランド。
研究内容はvault-tec社で「冬眠ポッド」と呼ばれている一種のシュミレーターに人々を閉じ込め、
トランキル・レーン仮想現実シミュレーターにてシミュレーションの世界で人々を生活させるという実験を行っている。
仮想現実だけあって特定のプログラムを使用しない限りシュミレーター内で死んだとしても
新しいシュミレーションが始まると同時に復活するというえげつない代物で有り、
これによって監督官であるブラウン博士が好き勝手に改変していく箱庭と化している。
また新たなる被験者の到来を期待してなのかこのVaultはいまだに出入り自由であり、
一度はいると受付のロボブレインから渡されたVault112ジャンプスーツを着た上でシミュレータに入る事となる。
3に置いては浄化プロジェクトの要となるG.E.C.K.を探しに来たジェームズと出てこれなくなってしまった彼を
救出するために息子である101のアイツが内部に突入する事となる。
又リベットシティ在住のとある人物が端末にこのVaultからメモリチップを盗んだとも書き残してあったりもする。
捨てられた家のターミナルによると、過去に何度かシミュレーションの舞台はビーチ、雪山などに変更されているが、トランキル・レーンが一番お気に入りだったようだ。