無題の詩

遠くの銃声が
丘を駆け下るとどろきを繰り返した

朝のクリケットや不満たらたらのバラモンよりも馴染み深い
一目もくれずに射撃に戻る
退屈だ
熱い金属を斜面に撃ち込み
標的から心配の重荷を取り去る
簡単な活動、運動の行為に対する
埃の中の小さく静かな水たまりのような
それは我々すべてを救う空虚

川の影に倒れかかるヌマヒノキ
病院の壁のように皮がむける
遠い昔に死んだ威厳とともに阻害され
単純なことから、かすかな記憶がよみがえる
ブリキ缶に隠された歯のように穴が開けられる
自分のものをピンに止めておき
動かない翼だけを勝ち取る

実はこの一つだけでなく、これを含めるとあと3つ存在する。


月の形の木、夢見心地の部屋
木々の多い木々の中で

スロープの土地の下の鋭い岩とラズベリーのとげ

急いで闇を抜けて走る
自分の道がさらに黒い空間に入っていくのを感じながら
座ることなくスパイスの利いた卵塊を解き放つ
私は爆撃機の砲手
ものうげに積雲の上を旋回する
アメリカ的な正確さで死を雨のように降らせる

破道の七十六「無名詞」

>>1

レジデント「どうも。」
一同(拍手)

クレーターの南東にある小屋のトイレに置かれているメモ。
以下内容==

錆びたパイプがうずたかく積まれ
　落とされたギャンブルの長く死んだゴタゴタが
　狭いポケットのドアごとに続いている

つぐんだ口
汚れた振り子
ピカピカに磨いた額縁に詰まったキャップ
　どの顔も同じ泥にまみれ
　厚く重なり続ける

雲のようなハエだけが自然を思い出させる
　わずかな狭い空間を取り返しながら