ニュー川

アパラチアの河川のひとつ。ニューリバー渓谷橋が架かっていることで有名。
残念ながらクリスマスの洪水の影響で干上がっており、川底を歩けるようになっている。戦前の地図によるとチャールストン操車場付近でカナー川から分岐し、ヒルフォーク・ホットドッグ付近でオハイオ川へ合流していたようだ。またフラットウッズ付近でフラットウッズ川が合流していた。
カナー川との分岐点は地図だと普通に河川として描かれているが、チャールストン駅付近は普通に家屋が建っているためもしかすると地中を流れていたのかもしれない。

現実ではカナー川の上流にあたる川である。ノースカロライナ州で北フォーク・ニュー川と南フォーク・ニュー川が合流することで始まり、バージニア州を横断してウェストバージニア州内でゴーリー川と合流しカナー川となる。全長は約510kmで、例えるなら東海道新幹線とほぼ同じ距離となる。
ヨーロッパから来た入植者たちは「新しい川」と名付けたが、伝承を調べると北米最古、世界でもナイル川に次いで歴史のある河川だったという逸話がある。誕生した年代について現在も論争中なのだが、それでも少なくとも何千万年も前から存在したという。

ニューリバー渓谷橋、ニューリバー渓谷リゾートがあるニュー川渓谷地域は現実だと国立公園および保護区となっている。