大統領からの手紙

エヴァンス知事

大統領と国防省は、我が軍に対するあなたの継続的な支援に対する感謝の念をさらに強めたく思っております。鉄鋼や石炭などの、戦争に不可欠な物資の流通を円滑に続けることは、自由を愛するアメリカ人の責務であり、それなしではアンカレッジ解放戦線を維持できません

閣僚の中には、あなたが導入していた経済政策に賞賛を表明する者もいます。おかげで自動化が促進され、暴徒も効率的に鎮圧できるようになりました

この地域の他の政財界のリーダーたちとともに、あなたの前述の技術を広めるための話し合いを行うための首脳会議へ、公式にご招待したく存じます

チャールストン議事堂の知事室で拾えるノート。エヴァンス知事宛ての、大統領府からの感謝の手紙である。徐々に文字が薄くなっており、これが全文なのかは不明。
言及されているアンカレッジの戦いは2066年冬から2077年1月まで続いたアラスカをめぐる米中の戦闘である。

ちなみに印刷されている大統領の印章だが、星の数(=州の数)や鷲の顔の向きなど細かい部分を除く大まかなデザインは現実と同じ。